Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

モスクワ大学
2014年2月号 政策学部 H.Y

・オリエンテーションについて

オリエンテーションについて説明しますが、過去のレポートを見ての通り、この大学にはオリエンテーションなるものは存在しません。そのため、不明な点などが多々出てくると思いますが、他の日本人留学生や日本語が上手なロシア人の方々に、色々と手伝っていただくことになります。アドバイスとしては、龍谷大学に今留学しているモスクワ大学の留学生と連絡を取り、予めお願いすることが良いと思います。

また留学までに、出来る限りロシア語を勉強することをお勧めします。ロシア語がそれほど出来ない状態で行くのであれば、文法をよく知っているより、単語を知っている方が役に立つと思いました。日本語はもちろんのこと、英語はほとんど通じません。私の場合、とても運がよく、ロシア人や他の日本人留学生の方々ともすぐに仲良くなれ、色々と手続きや問題などを解決してこれました。今回お手伝いしていただいた方々、この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました!

最後にロシアは外務省のホームページ(2014年3月現在)によりますと、渡航延期や渡航十分注意の地域に該当します。しかしながら私自身、今のところそれほど危険だとは感じません。魅惑の国ロシア、知らなかったことがたくさん見えてきます。ロシアにいるからこそ、分かることがたくさんあります。ぜひ、ロシアへ!

 

・よく使う建物について

こちらに来てよく使っている建物について、説明します。

まず、モスクワ大学というと最初に頭に浮かぶ建物、あれをエムゲーウーと言います。私はこれを授業棟だと思っていましたが、実は学生寮でした。そのため、とても多くの留学生や現地の学生が住んでいることになります。左右対称で、とても広いため、最初の頃はよく迷いました。またこの中には、食堂(スタローバヤ)、カフェ(ファクリチェート)、や売店(マガジーン)を始め、床屋、コインランドリー、肉屋、花屋などなど、寮外に出なくとも生活出来るほど充実しています。

次に、私たちが所属する機関であるアジア・アフリカ学院(イサア)について、説明します。場所は私たちの寮(前述のエムゲーウー)から地下鉄で約15分の、なんと赤の広場やクレムリンのすぐ近くにあります。手続きなどで、何度も訪れることになります。また、こちらも授業棟ではありません。しかし日本語を学んでいる学生はこちらで勉強しているので、交流しに来るのも良いかもしれません。ちなみに、こちらの食堂は値段の割にかなり美味しいです。

最後に、授業が行われる場所について、説明します。私たちの寮から地下鉄方面へ徒歩10分のところに、文学部棟(フィルファク)があります。私たちはこちらで勉強することになります。偶数階にしか停まらないエレベーターがあるので、注意が必要です。ちなみに、こちらで書類などのコピーが出来るので、授業以外でも訪れることになります。