グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

モスクワ大学
2014年4月号 国際文化学部 T.Y

□授業紹介

前回にも少し書きましたが、今回は授業についてもう少し詳しく話したいと思います。

初めにロシア語のテストを受けます。その結果で、どのくらいロシア語の能力があるかを見て編成されます。クラスは基本少人数制で、3人~8人編成です。教室は寮から数分歩いた所にある文学部棟の8階にあり、少人数用の小さな教室が沢山あります。1限は朝の9時から始まり、時間は日本の大学と同じ90分です。大学生は基本文学部棟で授業を受けますが、自分が選択した授業によっては、教室やキャンパスが違ったり、授業が夜に始まる可能性もあります。

恐らく授業のレベルは最初のクラス分けテストによって授業とクラスが編成されるので、自分に合っていると思います。また、先生に相談すればクラスの変更や授業のコマ数を変更も可能です。授業で使用する教科書やノートなどについては、初めに先生から連絡を受けるので予め用意する必要はありません。また、ロシアでは比較的本が安く、しかも大学内のマガジンで購入すると割引が効くので、教科書代については心配する必要はないと思います。私は少し授業の教科書代金のために少し多めにお金を持っていき、余ったお金で紙辞書を購入しました。

ほとんどの留学生が必ず受けることになるロシア語の授業は、週に5コマから10コマあります。音声学、文法、会話などの基本的なものから、ロシア語能力検定試験対策の授業やセミナー形式のクラスも存在します。セミナーの内容は様々で、ロシアの文化(歴史、美術など)を学ぶものから、学部棟が違いますが、FXや証券取引のセミナーというのもあります。

□自由テーマ ウクライナについて

今回の自由テーマでは、最近話題になっているウクライナとロシア、また自分たちへの影響について書きたいと思います。第二次世界大戦の影響で、現在も西部と東部で対露感情が分裂しているウクライナですが、ヤヌコビッチ前大統領の発言から西部で行われていたデモが過激化しました。最近ではクリミア自治共和国の国民投票によりロシア編入が決定しました。また、クリミア半島西部のセヴァストポリにあるロシア軍基地で行われたデモにロシア軍が介入したことも含め、ロシアと欧米諸国の関係がますます悪化しました。

そしてこのウクライナ情勢が、モスクワに来て2ヶ月の私に与えた影響についてですが、2点あります。

1つはモスクワでもこの騒動に関するデモが行われていることです。デモがあった日に、ウクライナ料理が食べたくてウクライナ大使館近くの有名なレストランに行きましたが、車道が封鎖されておりその日は食べられませんでした。デモの内容は、新欧州西部、新ロシアクリミア自治共和国、東部を支援し軍事介入したロシア政権やプーチンに対して、ウクライナ新政権を支持しロシアに経済的制裁を加えようとする欧米やオバマに対して、などです。

そしてもう1つは、ロシアからウクライナに行きづらくなったということです。私は夏か秋にキエフに住んでいる友達に会いに行くつもりだったのですが、現在渡航を再検討しています。バリケードはありますが、電車や飛行機で行くことは可能なので、現在の緊張状態が少しでも良くなれば行きたいと思っています。しかし、キエフではクーデターのようなデモが行われ、また最近モスクワでも反露派のウクライナ人複数名が爆破テロ未遂で逮捕されているのが現状です。