Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マサリク大学
2023年11月号 国際学部 K.Y

みなさん、Dobrý den!!!!

 留学の3分の1をようやく迎え、初雪や近辺の国への旅行などマンスリーレポートだと話し足りないほど沢山の素晴らしい経験をしました!そんな中、今回は私の通っている大学の「授業紹介」とチェコの「食事」についてお話ししていきます!是非楽しんで読んでください。

 

「授業紹介」

 私が履修している授業はすべてArt学科に属するものです。その中にはチェコの日本語学科にいる人向けの邦画を紹介する授業があります。この“Japanese Film and Culture“という授業では映画だけでなく、日本の文化や感性について講義しており、授業内で最後に彼らヨーロッパの人たちからの視点から意見や感想をみんなで共有します。このように日本にいると見えない違った観点や発想を授業で交流を通して学ぶことができるため日本学科のあるマサリク大学ならではである学びを興味があれば是非体験してみてください。他にはドイツ、ウィーン、チェコとそれぞれの国に別れてグループを作って一つの大きなシティーをマネジメントする授業などあり、国が違うことで異なるものや問題に対する取り組みが会議を通して学ぶことができます。私が履修している授業のほとんどは週1日で3時間から1時間の授業となっており、日本のように決まった時間割やカリキュラムが共通してあるのではなく、バイトのシフトのように指定された時間に授業がある感じです。加えて、特に休み時間など設定されていないため移動時間(授業によってキャンパスが変わる)や食事、お手洗いなどを考慮して授業と授業の間は間隔を空けておくと良いと思います。また、私が履修した授業はすべて英語で受けることができ英語も専門用語が多く話されることがあります。(私はマスターの教科を他に二つ履修しているため)ですので、単位取得や自身のスキルアップのためにもわからないことがあれば教授や同じ授業の人たち気兼ねなく話してみてください。きっと皆さん優しいので教えてくれたり、サポートしてくれます。何事も挑戦をしてみましょう。

 

「食事について」

 皆さん、今までにチェコ料理を食べたことはありますか。私は今までチェコ料理おろかヨーロッパ料理を口にする機会はほとんどありませんでした。特にチェコなどの内陸側の料理は自分にとっては未知の領域であり、留学前からとても楽しみしておりました。私のようにワクワクしている皆さんに朗報です。” チェコ料理は激うま” で一口食べれば毎日食べ歩いてしまうでしょう。ドイツ、ハンガリー、スロバキア、ウィーンなど周辺国と似た料理が多くありそのどれもが美味しいのですが、チェコのスヴィーチュコヴァーというホイップクリームとジャムの入ったビーフシチューやグラーシュ、揚げチーズなどとても美味しい料理がたくさんあります。加えて、美味しいビールがたくさんあるため合わせて食べることで毎日が天国のような暮らしができます。チェコのビールは味が濃いため揚げ物(シュニッツェルやフィッシュ、ポテト、チーズ)などとはベストマッチです。また、価格帯もヨーロッパ圏では安い方で物価は日本とほとんど変わりないため、罪悪感を抱かずに沢山外出して街を探索し疲れっきてからの一杯を楽しんでみてください。ただ夜8時を過ぎると多くのお店がフードの提供を終了するためその点は注意しておいてください。特に週末になると店も早く閉めようとするため食い気味で食べたいアピールするといいでしょう。店に入っても日本のように挨拶されるわけでもないため、自分からこんにちはと話しかけ空いている席につくと向こうが注文を聞きにきてくれます。また、ほとんどのお店がクレジットカードに対応しているため支払いもスムーズにできると思います。チップもあまり払うことがありませんが高級なレストランだと食い気味で言われるのでその時は5%くらいのお気持ちでも大丈夫だと思います。少し長くなりましたが是非チェコで日本では食べることがない旨味の領域を広げてみてください!

 

 今回は「授業紹介」と「食事について」の二つのテーマについて、お話しさせていただきました。また来月もみなさんにとって興味のある内容を発信していけたらいいなと思います。最後に恒例の写真コーナーです笑。ではまた会いましょう。