こんにちは。
今回のマンスリーレポートでは、①カルチャーショックについて②チェコの伝統行事についてお伝えします。
①カルチャーショックについて
・水の種類
私がチェコに来て1番最初に感じたカルチャーショックは、チェコ(ヨーロッパ全体)は水の種類がとても多いことです。
チェコに到着した初日に水を購入しようとスーパーに行ったのですが、水が5種類ほどありました。違いが分からなかったので適当に買ったところ、炭酸水でした。炭酸水をそのまま飲んだことがなかったので、驚きと同時に私はこの国で水すら買えないのかと落ち込みました。その後インターネットで検索してみるとペットボトルとキャップの色でどんな水か区別して販売されているようでした。
更に、炭酸が入っていない水よりも、炭酸水の方が安いことが多いということにも驚きました。
チェコで炭酸が入っていない水、入っている水を見分けることはできますが、未だに違う国に旅行に行くとたまに間違えて炭酸水を買ってしまうことがあります。
・ビール
チェコはビールがとても有名な国ですが、私の想像以上にチェコの方々はビールが好きでした。町中を歩いていると圧倒的にレストランよりも、パブが多いです。私の学部の近くに大きめのパブがあるのですが、お昼からビールを飲んでいる人がとても多いです。また、最近はやっと暖かくなってきたので外で立ち飲みしている人が増えてきましたが、とても寒い冬の夜でも外で立ち飲みしている人がいた時は驚きました。
このように、チェコ人は本当にビールが好きな方が多いです。スーパーに行くと、ジュースより瓶ビールが安いです。日本のようにジンジャーエールやミルクティーはなく、コーラやフルーツ系の炭酸ジュースくらいしかありませんが、その代わりビールの種類は本当に多いです。スーパーそれぞれのプライベートブランドのビールもあります。
チェコのビールは苦めのものからさっぱりしたものまで本当に種類が多くて飲みやすいです。もしチェコのビールを飲む機会があればぜひ飲んでみてください。おすすめです。
②チェコの伝統行事
チェコには日本と同じように伝統行事がいくつかあります。その中でも日本ではあまり馴染みのない行事をご紹介します。
・イースター
チェコでは他の国と同じように、イースターを盛大にお祝いしますが、チェコ独自のイースター文化があります。細い木の枝を編み込み、リボンが結ばれた鞭があるのですが、イースター・マンデーにはこの鞭で男性が女性のお尻を叩きます。鞭で叩かれた女性はその年、ずっと美しくいることができると言われています。今はほとんど叩くことはないようですが、イースター期間は街中の至る所でこの鞭が売られていました。
また、スーパーでは卵型のお菓子や、うさぎ、鶏の形をしたチョコレートなど、たくさんイースター関連のお菓子がありました。そして、イースターマーケットではカラフルにデコレーションされた卵や、ソーセージ、チェコの伝統スイーツなどが売られていました。また、イースター限定で緑色のビールもありました。私は飲んでいませんが味は普通のビールと変わらないそうです。ビール大国のチェコならではだなと思いました。
学部の近くにある公園の木がイースター仕様に🐣
街で売られていたイースター用の鞭
スーパーで見つけたイースター限定のウサギのチョコレートです。絶妙なクオリティですね。