Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マサリク大学
2024年1月号 国際学部 K. Y

🎍皆さん、明けましておめでとうございます🎍

 この度、私はこのチェコという国で無事に新年を迎えることが出来ました。日本では年明けから色々な事がありましたが皆様がご無事であることをこの地より願っております。ここ、ブルノでは元日に花火が上がっており、とても豪快な年明けを過ごす事ができました。また、今月ですでに留学は折り返し地点を過ぎることになりました。この地での生活に終わりが見え始め、改めて毎日を大切に過ごしていきたいなと思っております。今回は「日本から持ってきて良かった物・あまり必要ではなかった物」と「生活環境について」の二つをテーマにお話をしていけたらいいなと思っております。

 

「日本から持ってきて良かった物・あまり必要ではなかった物」

 私が日本からチェコに持ってきて良かったと感じたものは全部で2つあります。一つ目はトイレットペーパー(又はティッシュなど)です。元々は預け荷物の重量を考慮して持って行くつもりではなかったのですが、万が一のことを考えて持ってきました。しかし、土地に慣れていない間にスーパーなどに行くのは大変で尚且つ寮のトイレにはトイレットペーパーやホルダー自体がなく、持ってきて助かったと感じました。また、寮の部屋に少し埃が溜まっており、くしゃみや鼻水が止まらなかったのでティッシュを持ってきていたおかげで難を逃れることが出来ました。留学先や寮によって異なると思いますがもし荷物に空きがあるならばトイレットペーパー(又はティッシュなど)を持って行くことをお勧めします。私はトイレットペーパー、ティッシュ、ポケットティッシュ、ウエットティッシュを持ってきていたので特に困ることはなかったです。

 二つ目はBootsです。私は元々服が好きでDr. Martinのブーツを持っていてどうしてもヨーロッパの街並みの中で履きこなしたいといった願望を持っていました。しかしながら、そんなしょうもない願望を持っていたおかげでチェコの冬(積雪)を乗り越えることが出来ました。日本以上に寒いチェコでは10月ごろから雪が積もってしまいブーツがなければ歩行が困難な状態の日もありました。そんな時に革で尚且つ厚底のブーツを持っていたおかげで難なく移動が出来ました。また、レンガやトラムの線路、ボコボコな石の道路など道路が日本とは全く違い通常のスニーカーでも初めは足を痛めてしまいます。また、雨が多く滑ることは多々ありましたが、足首までしっかりと固定されるブーツを持っていれば痛みの緩和、スリッピングを防ぐことが出来ます。是非、厚底系の革ブーツがある場合は持ってくることをお勧めします。

 一方、日本から持ってきて正直必要ないなあと感じてしまったものは充電器です。パソコンやiPad, iPhone, 時計, ヘッドホンなど色々充電するものが多いこの時代、私はその機器の数だけ線やコンセントを持ってきました。しかし、ここでは変換器を使わないと日本の規格の充電器は使うことが出来ません。結局充電器を沢山持ってきても変換器も沢山ないと意味がありませんでした。それならばここで充電器ごとEU使用のものを買う方がいいと思います。実際、私はこちらでハブを購入し、一つの充電器で全ての端末を同時に充電することが出来るようになりました。なので、初夜や飛行機用に変換器と充電器を1セット持ってくるだけで大丈夫だと思います。

 まだまだ持ってきて良かったものや要らなかったものが沢山ありますが今回はこの三つのみです。とても個人的な意見ですが是非参考にしてみてください。また、私は雑食で日本食や調味料にこだわりがなかったため、日本からそういった類のものは持ってきていませんが他の留学している友達は持ってきて良かったといっている子が沢山いましたのでお勧めします

 

「生活環境について」

 以前、病院や学校の環境についてお話ししたと思いますが、今回は生活する上でとても重要なスーパーやご飯屋さんについての環境についてお話ししていきたいと思います。初めに、よく訪れるスーパーはTESCOという大型スーパーです。イメージとしてはコストコのような場所で、食料品から生活品まですべて揃えることが出来ます。また、アプリをインストールすることで学割を毎週使うことができるのでとてもお勧めです。オリジナルの商品もあり、とても安い値段で売られているのでブルノで生活する際はお勧めです。他にもBILLA, Lidle, Albertなど様々なスーパーがあります。友達曰く、Albertの食材パンはうまいそうです。また、TESCOの近くにはモールがあり、そこにはH&Mなど服屋さんや本屋さんなど様々なジャンルの店があるためここに来て必要なものは揃うと思います。加えて、離れていますがIKEAもあるので食器や寝具、バスタオルなど必要最低限のものはブルノでも買えるので沢山日本から持ってくる必要はないと思います。なので、日本でしか買えないものを持ってくると良いと思います。ご飯屋さんについてはファストフード店だけでなく、伝統的なチェコ料理が食べることが出来るお店が沢山あります。酒場の殆どで揚げチーズやナマ肉のソテーなどのチェコ料理が食べる事ができるので是非試してみてください。それだけでなく、ここではケバブ屋さんやピザ屋さんが多くあり、500円ほどで満腹食べる事ができるのでチェコ料理に馴染めなかった時は訪れてみてください。少しでもお気に入りのお店があると生活の質がワンアップするので街を散策して観て、いろんな場所を試して見つけてみるのも留学の醍醐味だと思います。

 以上で今回のマンスリーレポートは終わりとなります。今少し振り返ってみると、このチェコ共和国で様々な国の人と出会い、共に生活することで今までとは異なる価値観や考えを知る事ができ、自身の成長が生活の中から見えてきたように思えます。自分を見つけ、自分を成長させたい一心で留学を心に決めやってきました。この地での生活を通してたった半年ほどでも新しい自分や成長した自分を見つけることが出来ました。残り少ない留学生活ではありますが今後も日々精進して勉学、文化理解、楽しむことに尽力したいと思います。