Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マサリク大学
2024年3月号 国際学部 K.Y

Dobrý den!!!! 

 

 皆さん、こんにちは。日本では始まりと終わりの季節である、春を迎えていると思いますが、私の住むチェコでも春の兆しを迎えました。温暖な日々が増え、鳥が鳴き始め、辺りに緑が生い茂っており、とても気持ちのいい日が続いております。今回は「余暇の過ごし方」、「文化交流」の2つをテーマにお話をしていきたいと思います。

 

「余暇の過ごし方」

 皆さん、日本ではどのように休日を過ごしていますか。散歩をしたり、ゲームをしたり、友達と遊んだり、休日の過ごし方は人それぞれであると思います。私もここで同じように休日を過ごしていますが、日本ではできない過ごし方があります。それは時間も労力もお金もそこまで使わずに隣国に日帰りで旅行に行くことです。今まで日本にいて旅行に行きたいと思うことは少なかった私ですが、ここチェコに来てからはバスや飛行機を利用することでほんの数時間ほどでハンガリーやオーストリアに行くことができます。最近では暇で何もすることがなければ友達とヨーロッパを休日に旅をすることが私にとっての余暇の過ごし方になりました。同じヨーロッパでも国が違えば異なる雰囲気や文化を味わうことができます。これまで、留学してから計八カ国ほど行きましたがとても素晴らしい経験ができたと思います。また、すべてE U圏内の国であるため携帯電話も追加料金なしで使うことができるため安心して旅行に行くことができます。感覚的には県外に行く気持ちと同じです。話すと長くなるので今まで行った国をいくつかピックアップして話したいと思います。まず、初めて国外に出たのはドイツのベルリンへ行った時です。その時はとても緊張していましたが現地に着いてからビールとソーセージを食べればすでに気分は最高潮でした。次にハンガリーのブダペストへ訪れた際は夜の夜景と最高のハンガリー料理をこれでもかと言うほど堪能しました。最後にキプロスという国では水平線の見える海と真っ赤な日の出を目に焼き付けることができました。その地でしか味わうことのできない経験がきっと待っていますので、ヨーロッパに留学を考えている方はこんな余暇の過ごし方はいかがでしょうか。

 

「文化交流」

 次にチェコにおける文化交流の場についてお話ししたいと思います。実は、私が通うマサリク大学には日本研究の学科が存在します。そこの生徒達が運営するサークルに「コネクト」というものがあり、ここでチェコ人の日本語を学んでいる生徒とのサークル活動が隔週で行われています。コネクトには会話会というチェコ人、スロバキア人など日本文化に興味がある人たちと交流するイベントがあり、そのイベントを通じて現地の友達を作ることができます。また、会話会以外にも季節のイベント(クリスマス、花見など)、旅行、クイズ大会など色々な面白いイベントが企画されています。参加費は100コルナほど(日本円=650円)必要ですが、留学先で友達作りに苦戦してしまうこともあるため是非参加してみてください。また、初回参加の場合は無料ですので留学先の一つの体験だと考えて参加してみてください!その他の交流の場として「カントリープレゼン」というものがあります。こちらはESNと呼ばれる学生支援団体が運営するイベントの一つで毎週各国の国についてのプレゼンテーションが行われます。加えて、その国の郷土料理を食べることができます。私は日本代表としてプレゼンテーションに参加しましたが、英語を使用して日本について沢山の留学生(各国)や現地の生徒に対して発表することはとても素晴らしい体験だったと思います。また、ヨーロッパでは日本食が人気でかなりの生徒が参加するため、そこで出会った人たちとの交流を通して色々な国の生徒と知り合うことができます。日本のプレゼンテーションに参加しなくても、ESNに加盟していれば他の国のプレゼンに参加して食べたり、聞いたりできるので、そちらに興味がある方も是非参加してみてください。

 

 今回はこんな所で終わりたいと思います。初めて来た時からすでに半年が過ぎ季節が巡り、周りの人たちや学校、龍谷大学の人たちのサポートもあって無事に春を迎えることができそうです。日本では卒業の季節となります三月ですが私にとっても一つの終わりを感じる月でもありました。最後になりますが、幾つか写真を載せていますので、是非お楽しみください。ではまた来月お会いしましょう!