Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ノード大学
2022年 12月号 国際学部 K.H

①日本から持ってきてよかった物

  今回は日本から持ってきて役に立ったと思うものを紹介していきたいと思います。必要なものはたくさんあるのですがその中で特に使う頻度が多いものや重宝しているものを紹介していきたいと思います。

 ・定期入れ(カードケース)

ノルウェーを含む北欧地域、ヨーロッパ地域ではクレジットカード決済が本当に広く普及しており支払いをする際には基本的にはクレジットカードで支払いをすることになります。交通機関でいうと国によっては電車やバスを乗る際にもクレジットカードで支払いをします。その他にも大学の施設内や図書館に入る際、開放時間外の際には学生カードを使って中に入るということが頻繁にあるので、学生カードも一括に管理することが出来ます。出し入れがしやすく、コンパクトで管理のしやすい定期入れはかなり重宝しています。私の使っている定期入れは小銭入れやカードをしまうポケットがいくつかついており、財布に近い形状になっております。

 ・ビタミンD

ノルウェーの中でも北部に位置するBodoではビタミンDは必須と言っても過言でありません。人間の体は太陽光にさらされることによってビタミンDが生成されるのですが、9月下旬や10月頃から日照時間が減っていき太陽に当たれる時間が少なくなるので心身共に健康を維持するために欠かせないものになります。私はドラッグストアに売っているビタミンD剤を念のために8か月分くらい購入していきました。(流石に多すぎました笑)現地でもビタミンD剤は調達できますが、価格と信用の面で私は日本から持ってくることを決めました。冬が本格的に始まった11月あたりから摂取し始めています。話を聞いているとノルウェー人でさえビタミンDを意識的に摂取しているそうでした。フィッシュオイルという魚の組織から抽出される脂肪で作られたものを摂取している人もいるみたいですが、味が良くないと言われているようです。興味のある人は一度試してみてください。

 ・防寒具(インナー類)

具体的に言うとヒートテック上下と厚めの靴下です。ヒートテックはユニクロで買いました。こちらにはH&Mはありますがユニクロはないのでユニクロのヒートテックはこちらでそろえることは出来ません。私は極暖だけを持ってきたのですが、正直冬を乗り越えるには極暖だけでは心もとないので超極暖、もしくは登山用のヒートテックもしくはインナーを持っていくことをお勧めします。靴下も保温性のある厚めの、スキーで使うような靴下があると寒さに耐えしのげると思います。

 ・モバイルバッテリー

旅行する際などにはスマホを普段以上に使うことが予想されるので旅のお供として必須なのはもちろんなのですが、それよりも寒い地域では寒さの影響でスマホの充電の減りが異常に早く、すぐに充電が切れてしまうという現象が起こってしまいます。(私はイギリスに行った際モバイルバッテリーを携帯し忘れたため、コンセントが使えるカフェを求めていつ切れてもおかしくない充電量で1人で捜し歩くという恐怖を体験しましたがその話は別の機会に。)そんな時にパニックを起こさなくてもいいようにモバイルバッテリーは必須だと感じました。

 ・変換プラグ

ノルウェーのプラグタイプは日本と違いタイプCになります。そしてイギリスのプラグタイプは日本やノルウェーのものとは異なるタイプでした。私はアマゾンでいろんなタイプに変形する変換プラグを購入していたため問題ありませんでした。タイプCのみのものはどこでも手に入るのですが変形型のプラグはあまり見たことがないので旅行をたくさんしようと考えている方やイギリスに行くことを考えている方は様々なタイプに変形する変換プラグを2つほど持っていくことをお勧めします。

 ・厚めのダウン(防水)

北欧の北部なので寒いことは予想できると思いますが、寒さに加えて雨がよく降ります。そして風も強いです。そのため、保温効果がある厚めのダウンを持っていくことをお勧めします。できるならば防水機能のついているものを選んでください。

 ・水着、動きやすい服もしくは温度調節のしやすい服

Bodoにもサウナがあるのですが、そのサウナは男女共用スペースになるので日本の素っ裸にタオルを巻くスタイルで入ることは出来ません。サウナ室に入室する際には水着を着用して入室しないといけません。私は偶然にも水着を持ってきていたので購入せずに済みました。また、夏ごろから冬に入る前はハイキングが出来るのですが、最初は肌寒かったのに歩いているうちに暑くなるということがあるので動きやすく体温調節のできる服があれば快適に過ごせるでしょう。

 ・薬類

私は風邪薬、ロキソニン、正露丸、絆創膏、目薬を入れた簡易的な救急セットを作り持っていきました。最低でも風邪薬、ロキソニンなどの痛み止め、胃腸薬は必須だと感じました。慣れない土地や環境、現地の食材、変わりやすい天候に対応しきれず体調を崩してしまうことが予想されるので最低でもこの3つは持ってくることをお勧めします

 ・調味料

私は塩コショウ、味噌、ニンニクペースト、鶏がらスープの素などを持っていきました。中でも塩コショウは大活躍です。アジアンマーケットや食料品店で調味料は購入することが出来ますが値段が高いので簡単には手が出ないので調味料は持ってくることをお勧めします。

  ・SIMカード

慣れない土地ではスマホは命なのでできる限り早くにWi-Fi環境下以外でもスマホを使えるようにSIMカードは持参することをお勧めします。こちらでも調達は可能なので後日SIMカードについて紹介したいと思います。私はアマゾンでWi-HOのヨーロッパ周遊というSIMカードを4か月分日本で購入してから渡航しました。通信速度も速く使いやすいものでした。私はThreeというWi-Hoよりも安いSIMカードを機能面に不安があったため選びませんでした。ただ、日本の他大学からノード大学に同じく交換留学で来た友達に聞いてみるとThreeが問題なく使えたとのことだったのでSIMカードを持ってくるつもりの方は値段の安いThreeで問題ないかと思われます。

 

以上になります。たくさん書き込みましたが、私は荷造りをする際はYouTubeなどを参考にして留学生活に必要なものやおすすめの持ち物、パッキングのコツを知ることが出来たので、それらを活用することも大事だと思います。使える情報はフル活用していきましょう。

②ノルウェーのクリスマス

 私はノルウェー人の友達が幸運にも家に招待をしてくれたのでクリスマスの日には友達の実家にてノルウェーの伝統的なクリスマスを過ごすことが出来ました。ノルウェーのクリスマスは日本でいう年末年始のような扱いで、多くの人が実家に帰省しているようでした。私は、この友達がすごくフレンドリーだったので幸運にもクリスマスを友達家族と過ごすことが出来ました。その友達とは、ハロウィンパーティーで出会い、この出会い以来一度も会っていませんでしたが、クリスマスに家に招待してくれました。この不思議な出会いのおかげで素晴らしい時間を過ごすことができ、その友達に感謝しかないです。またノルウェーではクリスマスはとても大切にされており、各家庭で1つツリーがあることや装飾品がかなり凝っていたりとクリスマスにかける思いを感じることが出来ます。友達に聞いたところ、ノルウェーでは23日~27日の間はほとんどの店が営業していないため、どの家庭も家で家族が集まってクリスマスを楽しんでいるようです。

 ノルウェーのクリスマスは11月末もしくは12月初め頃から始まっていき町もクリスマスの装飾品が並び、クリスマスマーケットがオープンし始めます。また日本とは違いノルウェーでは24日がメインのクリスマスで25、26日はそれぞれfirst Christmas, second Christmasと呼ばれていました。24日は朝から夜まで伝統的なノルウェーのクリスマス料理を食べました。朝食はハムやサーモン、ブラウンチーズに囲まれて、それらをパンに乗せて食べていきました。ディナーでは伝統的なラム肉、ポテトを食べ、ノルウェーの定番のアルコール(ウィスキーのようなもの)、ビールを飲み、デザートにはライスクリームというおかゆにホイップクリームに混ぜたものを食べました。最初は米にクリーム⁉と疑っていましたが気が付くとお代わりしていました。最後の方はほとんどすべて私が食べていました。そのくらいおいしかったです。また、ノルウェーにはクリスマス伝統のテレビ番組があるようで、毎年クリスマスになると「シンデレラ」を観るようでした。(家庭によって観る番組は変わるかもしれませんが、各家庭に1つ毎年見る番組がありそうでした。)友達の母親はシンデレラを見なきゃクリスマスじゃないみたいなことを言っていました。食後にプレゼント交換タイムがやってきたのですが、家族同士でプレゼント交換をしていて交換した後にはハグをしあっていました。見ているだけでとても微笑ましかったです。そして、なんと私にもプレゼントを用意していただいていたのです。もらったものは秘密にしておきますが、大切に扱っていきたいと思います。本当に楽しく忘れられないクリスマスを過ごすことが出来き、素敵な出会いをしたなと今振り返ってみて思いました。

クリスマスマーケットの様子(Bodoではありません)

クリスマス朝ごはん

クリスマスディナー

ライスクリーム