Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ノード大学
2025年 8月号 法学部 M.K

初回の2025年8月号のマンスリーレポートでは、①渡航・入国について②オリエンテーション・授業選択について書こうと思います。最後にこの一ヶ月にあったことについても軽く書きます。

①渡航・入国について

私は、関西国際空港(KIX)からヘルシンキ空港(HEL)で乗り換えて、ボード空港(BOO)へ渡航しました。すべてフィンランド航空を利用しました。現在フィンランド航空では、北極点を通過する航路を利用した乗客に、北極点通過証明書(The Northern route diploma)を配っているようでして、私も受け取ることができました。トランジットはおよそ2時間程度でしたが、手荷物検査に時間がかかってしまったり、搭乗口までがかなり遠かったため、約1時間かかりました。残りの時間は、SIMカードをいれたり、ヘルシンキ空港の売店などを見ながら時間を潰していました。やはりヘルシンキ空港は、ムーミンの売店が複数あり、どれもとても可愛かったです。しかし、やはり物価が高いということもあり、買うことはできませんでした。ヘルシンキ-ボード便の飛行機が、今まで乗ったことの無いような小型飛行機で、かなり揺れて怖かったのですが、無事ボードに午前9時過ぎ頃に到着しました。なんと、たまたまヘルシンキ-ボード便に、ノード大学へ留学する日本人の大学生がいて、その方と一緒に空港から大学までタクシーを相乗りして、寮の鍵を受け取りに行きました。

②オリエンテーション・授業選択

オリエンテーションは、私がノルウェーに到着してから4日後にありました。ですが、その前日に無料のBBQがありました。BBQといっても、ハンバーガーを配っているだけでしたが、広場のようなところで自分のバディー(日本でいう縦割り班?のような上級生とのグループ)達と会いました。その時に、これからの生活のために必要なアプリについて教えていただいたり、他愛のない日常会話を楽しみました。

次の日のオリエンテーションは、留学生のみで集まり、大学のシステムや、寮についてのお話を聞いたりしました。その後に、私たちのバディーの方々が、学校内の案内を軽くしてくださりました。建物自体はそれほど広くないのですが、建物同士がいろいろと繋がっているため、少し迷いそうだなとは思いました。その後、外の広場のようなところでセレモニーがあり、学長らしき方達が祝辞のようなものを述べられていました。英語でも軽くお話してくださったのですが、ほとんどがノルウェー語でした。私は、何をお話してくださっているのかとても気になったので、Google翻訳でノルウェー語を翻訳してお話を聞いていたのですが、まさかのノルウェーの外務大臣まで来られていて、とても驚きました。内容もとても興味深く、ものすごくためになるお話をしてくださったため、私はその翻訳内容の一部をスクリーンショットして保存しました。

授業選択については、後日私が所属するSocial Science の集まりでアナウンスがありました。その案内をしてくださった方の英語が個人的にすごく速く感じて、完璧に履修登録について理解できず困っていたのですが、学部コーディネーターの方に相談したり、私の前にノード大学に留学されていた先輩に助けていただいたおかげで、無事履修登録ができました。私が秋学期に受ける授業は、Contemporary Arctic PoliticsとHistory, Politics and Northern Resources、Nordic Politics、International English です。各授業内容については、また別号のマンスリーレポートで紹介させていただきます。

③8月の感想

オリエンテーションが始まってから約1週間、バディーウィークというものがありました。そこでは、前述で紹介したバディー達と一緒に、生徒達が管轄するイベントに参加しました。いくつかのイベントでは、有料のチケットが必要だったのですが、ありがたいことにほとんど全てのチケットをバディーの方々がプレゼントしてくださいました。夜のイベントの時は、始まる3〜4時間前にバディー達と集まり、pregameといって、お酒を飲みながらノルウェーのいわゆる飲みゲーのようなものを楽しんでから、一緒にイベントに参加するという形でした。ノルウェー人の方達は、比較的シャイな方が多いのですが、お酒が入るととてもフレンドリーに話しかけてくれます。そのため、留学生の友人だけでなく、ノルウェー人の友人ができたので、とても良い経験だでした。とても楽しかったので、私はほとんど毎晩参加していました。バディーウィークが終わって数日後から授業が始まり出したのですが、あまりにもバディーウィークが楽しすぎたので、とても名残惜しく寂しかったです。

寮についてもたくさん書きたいことがあるのですが、それもまた別号のマンスリーレポートで紹介します。

↑BBQでもらったハンバーガー 早速仲良くなった韓国人の友人が撮ってくれました

↑フィンランド航空の北極点通過証明書

↑夜のイベント(クラブ)

↑別のバディーグループがpregameを楽しんだ後の残骸達 翌日の朝まで残ってました