① オリエンテーションについて
オランダに来てほぼ1ケ月が経ちました。まず今回はラドバウドのオリエンテーションについて書きたいと思います。
オリエンテーションは一週間にわたって行われ、毎日朝から晩までたくさんのアクティビティーがあります。オリエンテーションは強制ではなく、参加したい人はお金を払わなければなりません。事前に学校が適当に留学生、約25人と4人の学生サポーターのグループを作り、そのグループで1週間行動します。留学生の多くは、ヨーロッパからの割合がとても多くアジアからの留学生の割合がとても少ないです。実際私のオリエンテーションのグループも29人中、日本、香港、台湾、ベトナム、韓国と5人だけがアジアからの留学生でした。そのためほぼすべての留学生が英語を流暢に話すことができ、派遣要件を満たすためだけの勉強しかしていなかった私は、英語を話すことが得意ではなく、他の留学生とコミュニケーションをとるのに一苦労でした。オリエンテーションの内容としてはゲームをしたり、博物館に行ったり、パーティーをしたりと内容が盛りだくさんでした。私が一番楽しいと感じたアクティビティーは、それぞれの留学生が自分の国の料理を持ち寄ってシェアして夕食を食べたことです。私はアジアンスーパーで米を買いおにぎりを持参しました。どれもとても美味しかったのですが、特にフランス人の女の子が作ってきてくれたキッシュは最高においしかったです。このようなアクティビティーを1週間ともにするためグループのメンバーは次第に仲良くなり、環境にも少しづつですが慣れてきます。このようなことからオリエンテーションは強制ではないですが、私はオリエンテーションに参加を強くオススメします。
② オランダの自転車文化
オランダは世界的にみて自転車大国です。オランダ人は、どこに行くにも自転車で出かけ、自転車がないとオランダでの生活は不便なように感じます。オランダには自転車専用道路があり、自転車に乗る場合そこを使わなければなりません。また驚いたことに車より自転車のほうが優先であり、自転車に乗ってる人は常に速いスピードで漕ぎ、車が来ても止まることはありません。もし日本だったら絶対に事故になると思う光景も何度も目撃しました。ラドバウドに留学している留学生はオリエンテーション期間中に自転車を買う機会を得れます。もしオリエンテーションに参加しない場合は個人的に店まで買いにいかなければなりません。中古にも関わらず自転車の値段は日本に比べるとかなり高いです。しかし自転車があるほうが行動しやすいので私は、だいたい一万円くらいで買いました。オランダ人は足が長く、身長が高いため自分に合った自転車を探すのにかなり苦労しました。しかし自転車を買ってから行動範囲が広がり、しぶしぶ買った自転車も今では買ってよかったと感じています。また私の住んでいる街ナイメーヘンには自転車博物館があるので今度時間があるときに行ってみようと考えています。