授業について
ラドバウド大学では1年で4つのピリオドに分かれていて、それぞれで授業を履修します。今回の2ピリオド目も含めて、私が履修した授業は全部で4科目です。1ピリオド目はAnthropology の授業で、1・2と跨ってFeminist の授業、そして現在Sexに関する授業を2科目履修中です。Anthropology はイントロダクションだったため比較的安易な授業だと言われていましたが、私にとっては相当難しかったです。
ラドバウド大学はオランダの中でもレベルが高く、勉強量も日本の大学の比ではありません。受講している生徒も英語がネイティブの学生もいれば違う言語が母語の学生もいますが、どちらにせよ英語力、学習力が非常に高いと感じます。授業への意識が高く、先生に質問する生徒が多くいますが、私は毎回先生の説明についていくのがやっとな状況でした。
また課題量も相当多く、私の場合は授業前のリーディングが毎回40ページほどあり、英語の本をそれほど読み慣れていなかったため、読んでも理解するのに他の学生の倍以上に時間がかかっていたと思います。しかし予習なしに授業を受けても全くと言って良いほど内容が理解できないため、基本予習は必須です。自分のレベルと合っていないと感じることもありますが、全ての授業が考え深い内容で、このようなレベルの高い授業を受けることができる機会はそうそうないと思うため、これからも頑張りたいと思います。
寮について
留学生活において住む場所は非常に重要なため、今回私が住む寮について紹介します。私はTaliaという駅のほぼ隣に位置する寮に、韓国人、アメリカ人、ポルトガル人の4人で住んでいます。結論を言うとこの寮は最高の寮だと思います。まず立地が非常に良いです。駅の隣のため旅行するのに非常に便利ですし、学校からもシティーセンターからも遠すぎず、丁度良いです。また、設備もとても整っていると思います。比較的新しい寮のため、清潔でセキュリティーもしっかりしています。
そして一緒にルームシェアをしているルームメイトも非常に良いです。他の寮では10人ほどでキッチンをシェアする寮が多いですが、それに比べるとTaliaでは多くて4人でのルームシェアのため、キッチンがそれほど汚れることも無く、もしトラブルなどがあったら少人数なのですぐ話し合って解決できます。4人だと人間関係で親しくなりやすいため、英語力を伸ばしたい方や親しい友達を作りたい方にはうってつけの環境だと思います。私自身ルームメイトと非常に仲が良く、近々4人で旅行しようと話しています。
防音も整っているためパーティなどがあっても自分の部屋に入れば勉強に集中できます。家賃は445€と、決して安くは無いですが、それだけの価値はあると思います。もしどの寮に入ろうかと悩んでいるのなら、ぜひ以上の理由からTaliaをお勧めします。
寮のルームメイト達 ルームメイトと自転車でHoge Veluwe国立公園へ行った際の写真