Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ラドバウド大学
2018年9月号 国際学部 Y.M

オリエンテーションについて

オランダの生活が始まってから、早いことに一ヶ月が経ちました。ようやくこちらの暮らしにも慣れてきました。オリエンテーションウィークは全体的には楽しかったものの、自分の英語力の及ばなさを痛感しました。オリエンテーション期間中は毎日グループで行動し、パーティーやゲームなどが盛りだくさんでした。グループのメンバーはみんなどこの国の人でも英語が堪能で、まるでネイティヴのようでした。そんなメンバーの中、会話に入れず、聞くのがやっとな時も少なくはありませんでした。しかし辛いことばかりではありませんでしたし、一対一なら英語で会話することができたので、少しずつ喋るようにしてみました。すると、拙い自分の英語聞き取ろうと頑張ってくれる人、自分や日本の文化に興味を持ってくれる人が現れるようになりました。それからは、自分も相手に興味を持つようにし、積極的に相手の国のこと、文化や言語のことを色々聞いてみるようにしました。その甲斐あって、今では自分のことを気にかけて、いつも遊びに誘ってくれる友達ができました。今でも、自分の英語力はまだまだ十分ではありませんし、友達も決して多いとは言えません。しかしやはり最初から何でもうまくいくのでは、留学に来た意味がないと思います。それにまだまだ時間はあるので、ゆっくり、そして着実に成長していけたらと思います。オリエンテーションウィークを振り返ってみると、総合的にとても良い経験になりましたし、良いスタートを切れたと思います。

友達の作り方

留学に来て、最初にぶち当たったのは、やはり言語の壁でした。日本にいる時から留学生とは積極的に交流していましたので、英語を完璧に使えないまでも、友達を作るのは自分にとって、そう難しいことではないと思っていました。しかし日本にいる留学生たちは日本語を使えましたし、ある程度日本に興味を持っていました。そのため、仲良くなるのは比較的簡単でした。一方オランダで出会った人々は、必ずしも日本に興味を持っているわけではないですし、日本語を喋れるわけもありません。どうにかして自分を知ってもらわないと友達なんてできません。そこで、自分の得意なことで少しでも自分を表現しようと決心しました。僕はダンスとバスケットボールをしていたので、パーティーでダンスをし、オリエンテーションウィーク期間にあったスポーツ大会のバスケットボールで目立てるようにプレーしました。するとみんな自分に興味を持ってくれて、色々話しかけてくれるようになりました。日本では、出る杭は打たれるや能ある鷹は爪を隠すといったように目立つことはあまり良い印象ではないと思いますが。こちらではそう言っておれず、自分への興味は自分で勝ち取らないといけないですし、自分を表現しないと誰にもわかってもらえないと感じました。さらに、自分を表現する方法は英語だけではないんだなと思いました。