Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ラドバウド大学
2025年 10月号 国際学部 E.N

・環境について(大学施設)

 ラドバウド大学のキャンパスはかなりの広さを誇っており、キャンパス内を自転車で移動したり、人によってはバスを使う人もいます。そのため移動教室は、余程近い距離ではないかぎり、徒歩では間に合わない場合も多くあります。初めはこの広大なキャンパスの中で多くの建物の場所を覚えるのに苦労しましたが、案外スムーズに慣れていくことができました。私は勉強スペースとして図書館を頻繫に利用しています。本や机はもちろん、くつろげるスペースも存在し、マッサージチェアが2つに、Yogiboにありそうなクッションも置いてあり、かなり広く地下にも広いスペースが存在します。ですが、広くてかなりの数の席もあるのにも関わらず、基本的にはほとんどの席が埋まっています。それだけここの学生は勉強熱心なんだと感じました。次に、私はスポーツセンターも利用しています。年会費€199、日本円約35,000円で契約しました。ここではおよそ80種類のスポーツを楽しむことができます。私は特にジムを利用するのですが、広さも器具の多さも充分なほどあります。多種多様なアクティビティ、身体を動かして楽しむという点でもコスト面でも、このスポーツセンターは契約して良かったと強く思います。食堂もほぼ毎日利用しますが、現金は扱っておらず、カードのみです。1番驚いたのは、すべての店でベジタリアン用のメニューが存在したことです。その時に、オランダは多様性が進んでいる国なんだと実感しました。ジムの内装の一部

・環境について(街並み・住居)

 

街並みに関してですが、私が住んでいるナイメーヘンはオランダの中でも田舎よりで学生街です。比較的静かで自然も多くて住み心地が良い上に、街の中心街は寮から自転車で10分、バスで1駅から2駅で着きます。駅とバス停には寮から徒歩3分ほどで着くため、アクセス面はかなり良いです。そして、student mobility card というオランダの公共交通機関で使える学生専用のカードを使えば割引になります。目的地への移動に不便性を感じることはほとんど無いと言えます。寮に着いてから様々な生活必需品を揃えるためのお店も近く、学生街ということもあって、基本的には何でも揃えることができます。ですが、自転車も公共交通機関用のカードも持っていなかった最初は、当然不便であり、20分から30分歩いてスーパーに行ったりしていたので、寮に着いたらできるだけすぐに自転車を購入することをおすすめします。

 私が住む寮は、目の前に緑が広がっており、換気するときに窓を開けるとすごくきれいな空気が入ってきます。家賃は日本円で85,000円ほどです。キッチンとシャワールーム、トイレといったシェアスペースを私含めて5人でシェアしています。場所によっては15人でシェアしているところもあり、5人はかなり少ない方です。もちろん、少ない方がキッチンなども自由に使える時間もありますし、5人でシェアのフロアを選んで良かったと感じました。

寮の前の通路