Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ラドバウド大学
2026年 5月号 国際学部 E.N

・カルチャーショックについて

 オランダ留学はもう9か月経ち、今では現地の生活スタイルや文化に慣れていますが、初期はカルチャーショックを受けることがよくありました。特に印象的だったのは、店員が基本的に無愛想だということです。日本人の接客が世界的に見ても本当に丁寧なこともあり今まではそれに慣れていたのですが、現地人は笑顔ではなく機嫌が悪いかのような表情を豊かに表していました。接客というよりただの作業をしているかのように感じ、レジでは無言で終わることも多々ありました。そして、以前のレポートでも触れた内容ですが、授業では学生が授業で積極的であり、分からないところはすぐに質問したり、興味深いと感じれば「それ面白い」「考えたことなかった」などのリアクションを大きな声でする学生も見てきました。このような光景は日本で見ることはまずなかったので新鮮でした。次に、街中で自転車があまりにも多すぎることです。オランダでは自転車が最も基本の交通手段であり、どの駅前にも、駐車場の大きさとなんら変わらないような駐輪場があります。学校へ行く道でもかなり混雑することがあり、約20メートルの自転車の行列ができていたこともありました。日本の交通手段としては電車が代表的であり満員電車を何回も経験してきましたが、オランダの電車では、座れないのが珍しいほどであり、満員どころか座れなかった経験がほとんどありません。最後に、お手洗いが有料だということに衝撃を受けました。ゲートで約200円をカードで支払うようなシステムでした。それと同時に、カード支払いが発展しすぎていることにも驚きました。

・日本が優れているところ、オランダから学べるところ

 9か月オランダに住んで現地のカルチャーが浸透していくなかで、日本の方が優れている点や、逆にオランダのほうがいいと思う点にも気づくようになりました。日本の接客は丁寧であり、客も店員もお互い配慮を意識しているところは素晴らしいと感じます。また、電車などの公共交通機関は静かであり、乗っていて不快感はありません。時間通りに来ることが基本的であり、オランダはそうでないことが多いです。その点の丁寧さを恋しく思うことも多々あります。そして何よりもコンビニがあちこちにあることは本当に便利だと改めて感じました。オランダでコンビニのような店がないわけではないのですが、日本ほど多くなく、不便に感じることは頻繫にあります。一方、オランダの優れているところとしては、水がかなり綺麗なので水道水をそのまま飲めたり、給水スポットが街中で多くみられることが便利だと感じ、水を買う必要がありません。また授業では、学生が主体性を持って積極的に学びの姿勢を見せるため、学びを深めるという点では効率的だと感じました。そして、オランダでは自転車の利用率が非常に高く、自動車がそこまで多いわけでもないため、騒音も無く環境面でも優れていると思います。お互いの国に優れているところがあり、逆に好みではないと感じることもあるため、日本のカルチャーが恋しいと思う日々もありますが、帰国後は逆にオランダの優れた点を恋しく思う日も来ると思うため、互いのカルチャーを尊重しつつ、残りの約1ヶ月の留学生活を楽しんでいこうと思いました。