Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ラドバウド大学
2026年 4月号 国際学部 E.N

・留学と語学力

 私は日本を出る前から英語をしっかり勉強してIELTS 6.0を取り、ラドバウド大学への留学条件を満たしたため、英語力にはある程度自信がありました。しかしいざオランダに到着して人と会話をしてみると、オランダにはさまざまなアクセントを持った人たちがいるのと、喋るスピードも早くて全く慣れていなかったというのが重なって、最初の時期はコミュニケーションを取るのに結構緊張してしまい、うまくいかないときが日常茶飯事でした。今まで日本で自分がいた環境の中では、自分は平均よりも英語が少し得意だと思い込んでいたのですが、こちらの学校では、他の留学生もオランダ人の学生も、彼らにとっての第二言語としてはレベルがかなり高いくらい流暢に英語を話し、さらに授業も英語を難なく喋れることが前提として進められていくので、上手く話せなかったり授業についていけない時は、圧倒的劣等感に包み込まれました。しっかり勉強して留学条件を勝ち取ったつもりでしたが、留学が始まって間もない頃はそのようなことを頻繫に経験し、落ち込みました。8ヶ月経った今でも上手くいかないときは普通にあります。ここで気づいたことは、実用英語と、テスト英語は別物だということです。いくら英語の試験のために勉強し、日本で受けた英語の試験の点数が良くても、実際に英語を話慣れておらずに、そして日常的に英語を使う環境に慣れていないと、自然に人と英語で話すことは難しいです。

・どのように語学力が上がっていったのか

 留学が始まって間もないころは会話すら慣れていなかったのですが、オリエンテーションで数あるグループアクティビティに参加することで、英語を聞いたり話したりする機会がかなり増えていき、この段階ではまだリスニング力や会話力は上がった感覚はありませんでしたが、コミュニケーションの取り方が徐々にわかってきたり、その場の環境に慣れていくようになりました。そして何回も授業に出席し、人と話すことで、少しずつではありますが、英語力の成長に繋がってきていると同時に、緊張がなくなり自信もついてきていると感じるようになりました。語学力というのは上達するのにとても時間がかかるものであり、すぐにうまくなるような近道なんて無いと改めて感じ、場数をどんどんこなしていくことによって上達していくと気づきました。そして、会話相手や自分の好きな有名人の喋り方を参考にしたり真似してみることも、自分にとっては効果的だったと思います。人と話す以外では、英語の好きな動画を見たり、chatGPTと英会話などをしました。動画は、自分が好きな内容でないと続かないのと、義務のように感じてしまって楽しくないので、私は好きなバスケットボール選手のインタビューなどで耳慣れしようとしていて、今でもしています。留学期間が折り返し地点に入った頃くらいには、日常会話や、比較的簡単な話題はあまり困ることなく話せるようになっていました。ですが授業で扱う学術的内容や、3人以上での会話は、8ヶ月経った今でもかなりハードに感じます。留学期間はあと2ヶ月ほどで終わってしまいますが、それらを少しでも上達できるように、日々の積み重ねを大事にしていこうと思います。