Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

サレルノ大学
2022年8月号 理工学部 T. I.

日本から持ってきてよかった物

夏休みのヨーロッパ旅行

 

 今回は、日本から持ってきてよかった物について書きますが、持ってきて後悔している物についても書きたいと思います。

 まずは、日本食のインスタント食品や、日持ちする食品です。やはり海外に来ると日本食が恋しくなります。醤油やワサビ等の調味料は手に入るのですが、ラーメンやみそ汁、ノリ等の食品は滅多に手に入らないので、荷物に余裕がある人にはお勧めです。次に、その国の歴史についての本です。その土地の歴史について勉強することは重要だと思います。特にイタリアでは、独特なイベントや洗礼の儀のようなものがあり、また誕生日も一年に2回あります。そういった知識を持っているだけでも会話がわかりやすく楽しい時間が過ごせます。後は、なんといっても現金です。家賃を払うときはほとんどの家が現金なので、かなり持ってくることをお勧めします。私は現金が足りなかったので、日本から遊びに来る友達に持ってきてもらいました。

 一つだけ持ってきて後悔したものがあります。それは本です。本は最小限にした方がいいと思います。化学の参考書や暇なときに読もうと持ってきた本、英語の勉強用の本がたくさんありますが、はっきり言って邪魔です。持ってくる本は厳選して、最高でも5冊ぐらいにすることをお勧めします。

 

 イタリアだけでなく、ヨーロッパへ留学した人の特権は、ヨーロッパを旅してまわれることです。イタリアでは、夏休みの8月中大学が閉まっているので、一か月の休暇がもらえます。これは旅行のチャンスです。私はイギリスとフランスに行ってきました。なんといっても飛行時間が1時間半程度で移動でき、飛行機代も1万円以下、高くても2万円以下で移動することができます。またイギリスはもちろん、ヨーロッパの人たちは英語も得意なので、困ることなく旅することができました。ですが今円安が進んでおり、ホテル代やレストラン代が、€で見ると安く感じるのですが、日本円に直すと結構お金がかかっていました。ですから、もしヨーロッパ中を旅したいと思う方は、結構お金をためておくとより楽しめると思います。