Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

サレルノ大学
2022年11月号 理工学研究科 S. F

①授業について

9月号にも記載しましたが、私は授業を受けておらず、毎日研究をしています。そのため、今回は一日のスケジュールについてお伝えします。朝は9時頃に大学に着きます。他の学生も授業の時間なのかわかりませんが、登校する学生の姿をよく見かけます。到着してから今日の実験の予定を確認し、実験を始めます。研究は教授とデータを見てディスカッションをし、分からないことは研究室のメンバーに聞きながら進めています。昼食は、いつも13時頃から研究室のメンバーで食べています。遅いときは14時から食べ始めることもあります。外にテーブルを用意し、テーブルを囲んで研究室ごとに昼食を楽しんでいます。たまにピザのデリバリーを注文し、ピザパーティーをすることがあります。また、誰かが誕生日の時はケーキを買ってきてお祝いしたりします。そして食後はコーヒーを飲み、しっかりとリフレッシュしてから、実験へと戻ります。そして実験が終わり次第、帰宅します。8時ごろになると清掃の方が研究室を掃除してくださり、部屋を閉めるので、8時までに帰ることがほとんどです。日本にいるときと学校生活の違いはほとんどありませんが、新しい環境で実験をすることはすごく新鮮で楽しいです。

 

 

②アマルフィ海岸

イタリアに来てから初めて観光したアマルフィ海岸についてまとめます。サレルノ大学からアマルフィ海岸へは、まずサレルノ市内に出て、そこからバスかフェリーで行くことができます。研究室のメンバーから、フェリーで行くことをお勧めされたため、私はフェリーで行きました。フェリーは爽快感があり、景色もきれいだったため、とても楽しむことができました。所要時間は30分ほどで、そこまで遠くありません。そしてフェリーを降りると、いつも皆さんが写真やテレビなどでよく見かける景色が広がっています。そびえ立つ崖に沿って建物が密集しており、圧巻の景色です。今でもその景色を見た時の感動を忘れられません。到着した時に見ることができる町全体の景色だけではなく、街中もとても綺麗です。少し路地裏に入ると迷路のように入り組んでいて、街を歩くだけでも楽しめます。観光地ということもあり、いろいろなお店があり、雑貨や食べ物など楽しむことができます。私は夏に訪れたので、レモンの皮を容器にしたレモンジェラートを食べました。甘酸っぱくてとても美味しく、暑い日にはぴったりでした。今回は日帰りの観光でしたが、十分にアマルフィ海岸を堪能することができました。サレルノ大学に留学する方は、ぜひとも世界一美しい海岸と呼ばれているアマルフィ海岸に訪れてほしいです。