Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

サレルノ大学
2022年11月号 理工学研究科 T. I

現地の学生について

 まずは、現地の学生についてです。イタリアでは大学に行っていることがかなり優秀なことらしく、そのためか部屋の中ではもちろん、外で勉強している人も多く見かけます。マスターの研究室の友達から聞いた話ですが、このレベルについていく人が少なく、学部生の頃同期が初めは200人程度でしたが、卒業するまでの3年間で留年や退学者が続出し、最終的には10人だったそうです。また、サレルノ大学では、かなりの人数のドクターの学生やポストドクターの方たちがいます。私の研究室では6人がドクター以上の方たちです。留学も盛んで、1研究室に1人以上は留学生がいると思います。私の研究室では、私を含めて6人の留学生がいます。このことからも、イタリアの大学のレベルの高さと、学生の勤勉さがうかがえます。

 

現地の友人について。

 

友人についてですが、研究室の友達と研究室外の友達がいます。研究室の友達は、ほとんどが30代なので友達というよりか弟のように扱われている気がします。お昼ご飯は基本一緒に食べ、研究以外の時間ではみんなで集まって楽しく話をしています。留学生が多く、家に招いてもらってその国の料理をふるまってもらったりしています。一緒に外出することもあり、研究室の友達とはとても仲良くしていただいています。研究室外の友達はたくさんおり、留学当初は数名程度でしたが、友達と遊ぶ時に、その友達の友達とも遊ぶことが多いため、おかげでたくさんの友達をつくることができました。休日はたまにでかけたりしますが、基本的にはお酒を飲みに行くことが多いです。留学した際は、まず初めにこういった友達を作るとすぐ輪が広がり、友達の多い楽しい留学生活が過ごせると思います。