<授業紹介>
サレルノ大学では研究がメインであるため、現在授業は受けておりません。そのため、私の一日のスケジュールと、イタリア人の友達から聞いた授業について書きたいと思います。
まず、私の一日のスケジュールです。学校には9時半に着き、それからその日にする実験の内容の確認をします。その後実験を始めます。2時ぐらいにお昼ご飯を食べ始め、合計約1時間休憩しています。休憩後、教授と30分から1時間程度、結果の報告や次どのような実験をするかなどのディスカッションを行います。そして、6時から7時の間に帰宅します。このサイクルを月曜日から金曜日まで行います。
次に、友達から聞いたサレルノ大学での授業についてです。1講義2時間あり、学科によって始まりと終わりの時期が違うそうです。そのため、テスト期間がとても長く、5月から7月の終わりまであります。テスト期間の間でも講義があるクラスもあるそうです。また、テストは一次試験のライティングテストと二次試験のオーラルテストがあります。それぞれの試験は3回程度受けるチャンスがあり、受かった時点で二次試験を受ける権利が得られるそうです。また、講義によってはテストを受ける日の予約が必要だそうです。
<旅行>
サレルノ大学の近くには、ナポリやポンペイ、ベスビオ火山、アマルフィ海岸などの有名な場所がたくさんあります。今回は、ポンペイとナポリについて書きたいと思います。
まずポンペイですが、昔とても栄えていた大都市が、近くにあるベスビオ火山の噴火により、埋まってしまったそうです。そこには、人型の化石のようなものがありました。これは、当時火山灰によって埋まってしまった人が腐食により分解され、空洞だけが残った場所に溶かした石膏を流し込むことにより、遺体を鋳型として発掘したそうです。ポンペイは本当に大きい都市であるため、一日ではすべて見て回ることはできませんでした。
次にナポリについてです。ナポリは日本人だけで行くのは危険だと言われていたため、近くに住んでいるイタリア人の友達と一緒に行きました。友達曰く、ナポリの有名なセンター街では、観光客がたくさんおり、危険ではないそうです。確かに、危険な様子は全くなく、何事もなく無事に帰ることができました。「See Naples and die」と言われるように、きれいな教会や街並み、海、海から見えるベスビオ火山など絶景が楽しめます。しかし、センター街から少し外れてしまうと危険だそうです。