Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

サレルノ大学
2023年8月号 理工学研究科 Y.M

①授業紹介 

私は授業を受けておらず一日中研究をしているので一日のスケジュールを書いていこうと思います。まず朝は7時半ごろに起き朝ご飯にフルーツやコーンフレークを食べお昼ご飯を作り9時半までに学校につくように家を出ます。学校に着いたら今日する実験の確認をしてから実験を行います。1時半ぐらいから研究室の友達とお昼を食べはじめ一時間ほど雑談してから午後の実験がはじまります。たまに研究室のみんなでピザをたのみピザパーティーが開かれます。そして大体6時から7時の間ぐらいには帰り家に着いたら夕ご飯を作り食べて11時までには寝ます。平日はずっとこれの繰り返しです。

研究の内容としては日本でしていたものと同じ試料を使い実験をしているのですが、同じ試料でも調整の手段が異なったり今までに触ったことのない試料を使って実験をしているので新鮮味がありとても楽しいです。教授とは教授が学校にいる時は必ず一回は実験について話し、いない時はメールで実験の結果を送り次にする事を話します。教授にはとてもお世話になっておりこの前は学校の中であったパーティーに参加出来るように取り計らってくださったりとしていただいています。

②Coffee

コーヒー大国であるイタリアでのコーヒー文化について書いていこうと思います。イタリアにはbar「バール」という日本でいうカフェみたいなのがあり出勤前、昼食後、仕事終わりと、イタリア市民は頻繁に行きつけのバールを訪れエスプレッソを嗜むそうです。夜になるとバールはお酒が飲める社交場に変わる場所でもあり、イタリア人にとっての憩いの場でもあります。またこんだけコーヒとの関わりが多いイタリアでのバリスタ「barista」はバール「bar」と、「給仕(きゅうじ)をする人」という意味の~istaからなるイタリア語でバールで働く人の事をいいます。

ちなみに、エスプレッソはイタリア語で「急行列車」という意味を持ち、瞬時に飲むコーヒーという事になります。実際。イタリアでは、バールでエスプレッソを頼み、さっと飲み干してゆっくりすることなく店を後にします。日本のカフェの楽しみ方とは真逆で面白いですよね。

また、イタリア人は基本的に昼以降にカプチーノを飲みません。私が昼食後にカプチーノを飲んでいたらイタリア人の友達に「え?!今持っているのってカプチーノ??昼食後にカプチーノって笑」と煽られました。そこで研究室のイタリア人の友達になんで?と聞いたら「知らんな。文化ちゃう?」と言われて、日本人が朝ご飯に鮭、みそ汁、白米を食べるのと同じなのかなと思いました。

まぁその時に飲みたいのを飲むのが一番なので、細かい事は気にせず昼食後にカプチーノをがぶ飲みしてやればいいんです。