Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

トゥール大学
2025年2月号 法学部 A.R

①期末試験について

私が受講している科目の試験は、中間試験と期末試験の2つ実施されました。大学の期末試験期間は設けられていましたが、私が受講していた科目の試験は、すべて授業期間内に行われました。期末試験はすべての講義内容が試験範囲となっていたため試験勉強はとても大変でした。もちろん試験は、すべて英語で記述しなければならず、専門用語も多かったため私にとって難しいものでした。試験前には、図書館に行くことが多かったですが、夜遅くまでレポート作成や試験勉強をする学生がたくさんいました。

試験では、イギリス重要歴史要約し、それに関連する重要事項について説明する問題や、国際関係学派を、講義ケーススタディ事例説明し、自分考え述べる問題など出題した。

中間・期末試験で評価される講義以外にも、プレゼンと提出物で評価される講義(TD)もありました。筆記試験がない分、プレゼンの時間は質疑応答を含めて20分と長く、1つのトピックを掘り下げて分析する内容だったため、準備にも時間がかかりました。しかし、プレゼンのペアと意見を出し合いながら資料を作成する時間は、充実していて楽しかったです。またプレゼン後には、質疑応答や教授からのフィードバックもあり、テーマについての理解も深まりました。ちなみに私たちのプレゼンのテーマは「Wokismとアメリカの社会への影響」でした。

 

 

②パリでの優遇について

留学生にとって嬉しい優遇はこれまでも紹介してきました(YEP‘Sなど)が、パリでも様々な優遇が受けられます。パリにある美術館、博物館やモニュメントなどの文化施設に、学生ビザを提示すればいつでも無料で入場することができます。(予約は必須)

フランス人だけでなく、私の様な外国人にまでこのような優遇が受けられるのを初めて知ったときは、驚きました。国民の理解があってなのかは分かりませんが、外国人に対しても寛容な国なんだなという印象を受けました。

そして実際に私も休みの日に、ルーブル美術館やオルセー美術館、サント・シャペルに行きました。これらはもちろん全て無料です。通常なら70€(これら全て)ほどかかる入場料を節約できたと考えると、とてもラッキーでありがたい優遇制度です。ルーブル美術館はとても広く、一度にすべての展示を見るのは大変なため何回かに分けて鑑賞しようと思います。ちなみにモナリザの展示が一番人気で、長蛇の列ができていました。

その他にも、ヴェルサイユ宮殿や凱旋門の屋上、モンサンミッシェルなど無料で入ることができる場所として有名です。ルーブル美術館などはとても広く全ての展示を見るのに時間がかかるため、優遇制度を利用して何回かに分けて訪れて作品をみるもいいかもしれません。

せっかく優遇を受けられるので、休日など時間を見つけて、文化施設を調べて巡りたいと思います。

今後も、留学生にとってありがたい制度や情報を見つけたら、マンスリーレポートで紹介していきたいと思います。