Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユニバーシティ・カレッジ・コーク
2016年10月号 国際文化学部 Y.M

①環境について

 

個人的にコークはすごく住み心地の良い場所だと感じています。街の大きさはそこまで大きくないですが、city centreはわりと栄えているので行けばなんでも揃います。逆に大学周辺は住宅地なので街中ほど騒がしくなく勉強にも集中できます。バランスがとれていて、なおかつコンパクトなので居心地の良さを感じる人は多いようです。メインキャンパスの大きさは瀬田キャンパスと同じくらいでしょうか?すごく広いというわけではないですが施設は色々と充実しています。図書館、レストラン、カフェはもちろん銀行や美術館、パブまでも大学内にあります。メインキャンパスから徒歩10分ほどのところにあるジムはすごく大きく設備も整っていました。

大学寮は全部で4種類あり、その中から自分で選んでポータルサイトから登録しなければなりません。家賃や立地、部屋のデザインなどはすべてネットで見れます。私が住んでいるのはVictoria Lodgeという寮で、メインキャンパスまでは歩いて15分強のところにあります。ちなみにcity centreまでは徒歩40分、バスで15分といったところです。寮は3~5人で一つのフラットをシェアする形で、私は3人のアイリッシュガールたちと住んでいます。それぞれ個室があってキッチンとリビングが共用です。調理器具や掃除道具、テレビ、ソファなどはすべて揃っています。洗濯は寮内にコインランドリーがあるのでそこで出来ますが、洗濯と乾燥両方合わせて5ユーロかかり、レセプションでランドリー専用のコインに変えなければならないので少し面倒です。

 

Halloweenの装飾がかわいいEnglish Market

City centreではすでにクリスマスの準備が始まっていました

Fitzgerald's Park

 

②Immigration(外国人登録)について

 

アイルランドに留学する場合、日本で事前にvisaを取得する必要はありませんが現地に到着してから手続きをしなければなりません。私がアイルランドに入国した際はパスポートに2ヶ月間有効のスタンプが押されました。(人によっては1ヶ月や3ヶ月などばらつきがあるようです)その期限内にGarda(警察署)へ行ってvisaの延長の手続きをします。Gardaは平日の9:30-12:00、14:00-16:00だけしか開いていません。しかもこの時期は多くの留学生が手続きに来るのでかなり混みます。私は9時過ぎに着いたのですがすでに行列で、次で順番が来るというときにお昼休憩になってしまい合計で5時間待ちました(笑)できれば9時までに着いておくことをおすすめします。

この手続きに必要なものは以下のとおりです。

 

・パスポート

・UCC IDカード

・GNIB form(オリエンテーションでもらえます)

・海外旅行保険の英文証明書

・Bank Statement(3000ユーロ以上入っていることの証明)

・ATM mini statement(手続きする当日の日付が入ったもの)

・手数料300ユーロ(カード払い)

 

Bank Statementを作るためにはこちらで銀行口座を開設しなければなりません。しかしオリエンテーション最終日のIDカードを受け取るときに、Bank of Irelandの口座開設のブースが設けられていたので簡単に開設できました。そのときに必要なものは、Bank Letter(オリエンテーション初日にもらえます)、パスポート、IDカードのみです。登録から1週間程度で自宅にキャッシュ・デビットカードとPINコードが別々で送られてきます。それからOnline Bankingの登録をすればBank Statementが作れます。このOnline Bankingの手続きがややこしく(私には)、思った以上に時間がかかりました。

3000ユーロをどのように用意するかは人によって異なると思います。私は日本から直接こちらの口座に送金してもらいました。しかしこの方法だと手数料が結構かかります(12ユーロほど)。友達は現金で直接持ってきたり、国際キャッシュカードで日本の口座から引き出したりしていました。

手続きしてから約2週間後に再びGardaへ行き、Immigration Cardを受け取りパスポートにスタンプを押してもらってようやくすべて完了です。