Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユニバーシティ・カレッジ・コーク
2017年3月号 国際文化学部 Y.M

①余暇の過ごし方

 

UCCでの授業はそこまで詰め詰めではないので週末以外にも暇な時間はたくさんあります。私の場合は授業の復習やエッセイの準備などの勉強はなるべく平日の全休の日に行い、週末は友達と出かけたり、部屋でのんびりしたり、ジムに行ったり、料理をしたりしています。ちなみにコーク市内はそこまで楽しめる場所はありません。ショッピング街と映画館と美術館、あとはパブといった感じです。余裕のある時は週末を利用して2、3泊の旅行に出かけたりもします。アイルランド国内はバスや車で巡るのが一番便利でコストも抑えられます。コークからダブリンやリムリック、ゴールウェイなどの街へもだいたいバスで片道3時間ほどで着くので旅行もしやすいです。もちろん日帰り旅行も十分可能です。

12月半ばから1月半ばまでクリスマス休暇という1ヶ月ほどの長期休暇があり、その期間はアイルランド国内外たくさん旅行しました。ヨーロッパに留学することの醍醐味はやはり旅行がしやすいことだと思います。飛行機はRyanairというLCCが安くて便利です。ヨーロッパ内なら往復1万円以下でたいていのところは行けると思います。

自由な時間が多い分、勉強の時間をしっかりと計画しておかないとだらだらしすぎてメリハリがなくなってしまいます(一時期そうでした…)。限られた留学期間の中で最大限楽しむには自分に合った生活スタイルを確立し、オンとオフの切り替えがとても大事だと思いました。

 

②St Patrick’s Dayについて

 

St Patrick’s Dayは毎年3月17日に行われるアイルランドのお祭りです。アイルランドにキリスト教を布教した聖パトリックの命日であり、昔からこの日を祝う伝統が受け継がれ、現在ではアイルランド国内だけでなくイギリスやアメリカなどでもそれに伴ったイベントが行われています。この日はみんなアイルランドのシンボルカラーである緑のものを身につけます。建物が緑にライトアップされたり、川が緑に染まったり、緑に染まったビールを飲んだり、とにかく町中が緑で溢れています。私はコーク市内で行われたパレードを友達と見に行きました。地元のボランティア団体やスポーツクラブ、国別のコミュニティなどがそれぞれ仮想をしたりユニフォームを着たりしてメインストリートを巡ります。それほど派手なものではありませんが、コークの人々のつながりやアイルランド愛で溢れたものでした。パレード以外でも街中ではバスキング(路上演奏)している人がいたり、パブでは伝統音楽が奏でられていたり、みんな昼から楽しそうに飲んでいたり…これほどまでアイルランドらしいものは他にないと感じました。アイルランドに来たならば絶対に外せないイベントです。