Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユニバーシティ・カレッジ・コーク
2018年12月号 国際学部 A.T

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

基本的にコークは治安が良いですが、夜になると市街地は酔っ払いの人だらけになります。話しかけられることはよくあるものの、特に危害を加えられたりしたことはありません。しかし、稀に路上で激しい言い合いや喧嘩をしている人がいて警察が止めに入っていたりするので、そのような現場に出くわすと少し怖いです。ホームレスの人も、ただ路上に座っていたり寝ていることがほとんどですが、友達はお金をくれと言われて無視したところ、暴言を吐かれて怖い思いをしたと言っていました。たまにこのような少し危ない人がいるのも事実なので、帰りが1人にならないように、基本的に夜はルームメイトや同じアパートに住んでいる友達と一緒に出かけるようにしています。

コークの人は基本的にはフレンドリーで親切なことが多いですが、以前、夜に1人で町の中心地から自分のアパートに帰る際に、いつもとは異なるバスに乗ってしまい、隣のおじさんに行き先などを聞いていたのですが、その時前の席に座っていた酔っ払ったおばさんが「道に迷っているイエローがこのバスにいる」などと大声で言っていて、不快な思いをしました。露骨に差別的なことを言われるのはこの時が初めてだったので、悲しかったです。お酒が入っているとはわかっているものの、やはり気分がいいものではなかったです。こんなことを言う人も実際にいるのだなぁと実感した出来事でした。

 

アイルランドでの食生活

スーパーに行くと野菜や肉は安く手に入るので、こちらに来てからは毎日自炊しています。日本とは少し品揃えが異なるので、買い物はいつも楽しいです。例えば、アイルランドといえばジャガイモですが、本当にたくさんの種類があります。いろんな種類を試したことはないですが、きっと用途ごとに使い分けるのだろうなと思います。パンも日本のように菓子パンやお惣菜パンがあるわけではなく、いろんな種類のサンドイッチ用のパンや、ベーグル、トルティーヤのようなものが売っています。日本米はアジアンマーケットに行けば手に入るものの、割高なので、安くてたくさん入っている(しかも美味しい)パンを選びがちです。

他にはパスタやチーズ、ソーセージやベーコンの種類も充実しています。また同じ野菜でも日本のものとこちらのものでは、大きさなどが全く異なることがあります。私が個人的に驚いたのがキュウリで、日本のものの2倍くらいの太さと長さがあります。逆にりんごは、小ぶりのものが多く、大抵みんな丸かじりしている印象です。アイルランドは海に囲まれている島国ですが、スーパーに置いている魚の種類は少ないです。魚の中ではサーモンは油が乗っていて、どんな風に調理しても美味しくなるのでお気に入りです。

スーパー以外では、イングリッシュマーケットという観光地にもなっている屋内の市場があります。ここでは様々な野菜、果物、新鮮な魚や肉も置いていて、歩いているだけでも楽しいです。以前、この中のパン屋さんでアイルランド発祥のソーダブレッドというパンを買ったことがあるのですが、その時に対応してくれた店員さんがとてもフレンドリーで嬉しかったのを覚えています。今は12月なので、クリスマス仕様にデコレーションされていてとても綺麗です。