グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユニバーシティ・カレッジ・コーク
2019年5月号 国際学部 A.T

この留学を振り返って

8ヶ月は本当にあっという間でした。ついこの間日本を出たばかりというくらいの気持ちです。しかし、この留学期間を通して得た経験量は測りきれません。まず、語学力に関してですが、出発前はろくに日常会話などできる状態ではなく、アイルランドについてすぐの期間はまともに内容のある話を友達とすることができなかったため、非常にもどかしい思いをしました。自分が思うことはたくさんあるのに、それを伝えることができないことに対するストレスは想像を絶しました。自分がなんだか薄っぺらい人間に思えてきて、上手くいかないのは全て英語のせいだと思うようになっている時期もありました。少し成長を感じたのはセメスター2からでした。今までよりも、長い文章が話せるようになったり、聞き取れる割合が高くなったりしました。それでも、定期的に、英語で不自由を感じた時には、ひどく落ち込んでしまうこともありました。一人旅が怖くない程度までは成長しましたが、やはりまだまだ英語でのコミュニケーションでは不自由を感じることが多々ある日々です。ただ、英語で一から学問を学ぶという貴重な経験を通して、学んだことはとてもたくさんありました。精神面に関しては、予想以上に成長しました。自分とは全く異なる人生を歩んでいる人にたくさん出会って、その人たちの経験談や、価値観の話を聞くことで、新しい発見がたくさんありました。それだけでもとても価値のある留学であったと感じます。

 

 

帰国後どう留学経験を活かす予定か

留学前の自分は、割と柔軟な考えを持っている方であるとなんとなく自信があったのですが、帰国した今考えると、自分はかなり限定された考えを持っていたと思います。どの国も文化を持っていますが、日本は特に根強い習慣や道徳的な考えが残っており、また、その強い文化は変化しにくいという点も大きな特徴であると感じます。日本に限らず、一つの国の文化の中だけで生活をしていると、無意識のうちに自分の中に「当たり前」の価値観が形成され、それは自分の人生の中で下す様々な判断、選択に影響を与えます。と、このような考えを持った今、自分の将来は本当に色々な選択肢があると強く感じる一方で、まだまだ自分は人として未熟であると感じます。ですので、大学での学びをより濃厚にしていきたいと考えています。具体的には、留学中のように、英語で文献を読むことを徹底したり、また、その文献も、先生から与えられたものだけでなく、関連する文献まで目を通せたりするのが理想であると考えます。あとは、とても基本的なことではありますが、復習に時間をしっかり割くことも大切にしていきたいと思っています。留学前はバイトなどで忙しくしており自学の時間をあまり設けていなかったのですが、留学中、その重要さを改めて知りました。深く勉強することで、その学問がより面白くなり、自分の成長にもつながるので、留学中の勉強のスタイルをキープしていきたいと思います。