オリエンテーションについて
ユニバーシティカレッジコークの留学生用オリエンテーションは3日間行われました。この大学には毎年1,000人以上の留学生がいるのでオリエンテーションもグループに分けて行われました。グループ分けはErasmusというEU間で行われている留学できた生徒、EU以外の国から来た生徒などで分けられていたようです。私はEU外から来た生徒のグループに入っており、その中ではアメリカ人が6割ほどを占めており、日本人は7人程度ということがわかりました。
1日目はアイルランドについて、大学についてなどここで生活するうえでの基礎知識を教えていただきました。2日目はさらに深堀りをしビザについて大学生活での授業以外の活動(クラブ、ソサエティー)などについて話を伺いました。3日目はピアサポートリーダーという生徒たちによる大学内ツアーでITサービスや図書館などの利用方法を教わりました。
オリエンテーションを受けて感じたことは全体的にユーモアがあるということです。学校の行事や説明会などというと堅苦しいものをイメージしてしまいますが、説明している間にもところどころ笑いを誘ってくれたり、クイズを出して正解した人には大学のTシャツをもらえるチケットが渡されたりと参加している人がただ話を聞いているだけでなくどの説明でも飽きないように工夫されていると感じました。
アパートについて
私は大学の寮ではなく学生向けに作られたアパートに住んでいます。アパートには同じ大学の生徒ともう一つの大学の生徒、アイルランド人も住んでいます。大学からはバスで20分程度、徒歩だと45分ほどかかります。アイルランドのバスは日本とは違い時間通りに来ないので時刻表はありますがあまりあてにはならず、私は自転車を使って登校しています。
一つのフラットにつき4人ほどで住んでおりキッチン、リビングは共同、各自の部屋にはシャワーとお風呂がついています。初期状態では必要最低限のものしか置かれていないので各フラットで必要なものを買いそろえます。私のフラットではすでに私以外のメンバーが着いていたので生活できるものがほとんどそろっており後でみんなで割り勘をしました。洗濯をするのはアパートにあるコインランドリーで洗濯、乾燥各4ユーロです。値段が高いのと洗濯機が大きいので1週間に一回ほど友達と一緒に洗濯をして乾燥はせず部屋で干しています。
フラットの分け方もランダムで国籍がみんな同じのフラットもあれば性別も混ざっているところもあり、人数もバラバラです。私のフラットにはドイツ人、フランス人、イタリア人と住んでいて、文化の違いを感じられるとてもいい機会となっています。一方私の友達のフラットではメンバー全員が日本人ですが炊飯器や日本食を一緒に買ったりわからないことなど価値観が同じだからこその情報などを交換しているのでどちらにも利点があると感じました。