Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユニバーシティ・カレッジ・コーク
2020年5月号 国際学部 T.H

オンライン授業について

最終号のテーマには無いのですが、この際なので記録しておきたいと思い書いています。

帰国後、オンライン授業でUCCの授業を受けていました。教科や先生により授業の進め方が違い、慣れるのも大変でした。

例えば、アイルランド語(言語)の時間はオンラインが難しく、補えなかった数時間分のテキストの解説動画を視聴した後、代替の課題を提出しました。初心者レベルの授業だったため、すべてをアイルランド語で提出することは難しく、問題形式の課題の提出、アイルランド語での作文課題、英語でのアイルランド語/文化についてのレポートを提出しました。

もう一つはレクチャーの動画を視聴する形態で、一番この形態が多かったです。もともと大人数の授業だったため、あまり普段のレクチャーと変わることなく受けることができ、また巻き戻しや何度も聞くことができたので英語が苦手な私にとってしっかり時間をとり理解するまで勉強することができました。

 

テストもオンラインで行われたため、少し変更がされました。

もともとレポート提出の授業が多かったため、テストをした教科は二つのみでしたが、どちらも24時間など長時間の時間設定の中問題が出され、それについて論述する形式でした。24時間しかないのでその前から勉強しておく必要はもちろんありましたが、時差のせいで深夜や早朝に起きテストを受けなければならないなど日本にいることでの弊害は特になく、配慮された環境で安心してテストも受けることができました。

また先生方も、メールなどで質問を気軽にできるよう工夫をしてくれたので、特に不安や弊害など無く、全体を通してオンラインで受けることができたと思います。

 

 

この留学を振り返って、今後留学経験をどう活かすか

この留学を振り返って、あらためてとても有意義に過ごせたと確信しています。行く前も留学中も不安はもちろんありましたが、その中でもそれを払拭するほど楽しいことがたくさんありました。それは大学での授業ももちろんですが、友好関係など学外での経験でもいえることです。

なぜこの留学が有意義なものとなったかを考えたときに、一番必要だったものは、物おじせず挑戦することだったと思っています。

留学に行くという行為自体でもそうですが、不安はどこにでもついてきて、今までの人生を振り返っても不安を感じ挑戦することから逃げることが多かったのですが、一度しかチャンスがないということを念頭に入れておき行動をすることで、留学中は何事にも挑戦することができました。その結果、毎週、毎日のように新しい経験があり留学終了まで過ごすことができました。今後もこの行動を続けていきたいと思っています。

 

今後、就職活動やゼミでの研究がありますが確実にこの経験を活かすことができると思っています。

それはもちろん英語力やコミュニケーション力という基本的なことにもありますが、それだけでなく、挑戦する姿勢や、異文化理解などもあります。

またゼミでは、留学中の勉学により自分の研究したい内容が絞れてきたので、それについても今後勉強を続ける予定です。

就職後もこの経験を活かし、海外と日本の架け橋になるような職業につきたいと思っています。