Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユニバーシティ・カレッジ・コーク
2022年9月号 国際学部 Y.I.

リエンテーションについて 

 留学生のためのオリエンテーションは9月7日~9日にわたって対面で行われました。3つほどのグループに分けられ、グループによって日時は違ったのですが、私のグループBは7日と8日のお昼ごろに開催されました。オリエンテーション内容としては、学校生活や履修登録、ビザに関してなどのメールで1度送られてきた内容の詳しい説明と、質疑応答の時間がありました。質疑応答の時間に質問をすることが出来なくても、インターナショナルオフィスを訪れるか、メールや電話をすると親身に対応してくれました。メールは返信に基本2~3日ほどかかるため、インターナショナルオフィスへ訪れるか電話することをお勧めします。オリエンテーション中、スピーカーの方たちはアイルランド英語やアイルランド人あるあるの紹介、景品有のクイズなどで笑いを取り、聞いていた通りアイルランド人はユーモア溢れる人が多いのだと思いました。ちなみに、クイズに当たった人たちはアイルランドの人なら誰もが知っていることでお馴染みのBarry’s Teaや UCCオリジナルグッズなどをもらっていました。

 オリエンテーション前後の大まかなスケジュールは、9月3日に入寮し、7日~9日はオリエンテーション、12日からは授業が始まるという流れでした。また、通常1回生の取る授業(数字の頭が1から始まる授業 例:LC1002)は2週間後の26日からのスタートでした。余裕を持って授業開始の1週間ほど前に入寮したため、新しい生活環境に慣れる時間を取ることが出来て良かったと思っています。

 

 

留学前準備から留学1か月目

 留学前の準備からアイルランドに到着後のこの1か月間は初めて経験することばかりで、その間の不安や疑問に関しての情報があまり無く困ったこともたくさんありました。そのため、このマンスリーレポートを通して、これからUCCへの留学を検討されている方にとって少しでも助けとなるような情報を毎月共有していけたらと思います。

 

【留学前準備】

 まず留学前の準備ですが、アイルランドへ行くのに日本でビザを取る必要はありません。(ビザに関してはまた別の回でお伝えしようと思います。)そのため、留学内定後から留学前に必ずしないといけないこととしては、大きく分けて以下の3点が挙げられると思います。

 まずは、UCCへの出願です。5月中にはApplication Formなどの記入や必要書類の準備を進め、6月上旬頃には出願を行いました。その後1週間もたたないうちに受け入れ許可証と交換留学に関する情報集が届きました。その後は、その情報集にそってスケジュールを立て、留学に必要なものの準備を進めていきました。担当の方の丁寧なサポートで、出願はスムーズに行うことが出来ました。

 次に住む場所の確保です。交換留学生はUCCが提供している学生寮に住むことになります。6月後半にapplicationを提出し、7月後半にデポジットを払いました。そして、8月後半には寮費と水道代、光熱費などを含めたutilitiesのお金を払いました。基本的にアイルランドの居住費はとても高く、7人でシェアするアパートメントでさえ、1か月で10万円ほどするのは普通です。学費は8月後半と1月前半の2回に分けて払うのですが、1回で支払う額が大きいため、しっかりとお金の管理をすることが大切だと感じました。

 最後に履修登録です。履修登録期間は8月末の1週間ほどでした。6月上旬に受け入れ許可証と一緒にmoduleが送られてくるので、それを利用してどの授業を取りたいのか早めに決めておくと、余裕を持って履修登録ができると思います。オリエンテーション後にも履修登録をできる期間があります。私の場合、タイムテーブルを確認すると授業の時間が被っている授業がいくつかあったため、その期間に調整をしました。

 

【日本出発】

 当日出発の時は遅くても2時間前には空港へ到着し、1時間前にはセキュリティーチェックを出るようにしました。そうすることで慣れていない空港でも時間に少し余裕を持つことができました。私の場合、預けるスーツケースの重さが10キロほど超えてしまっていたため、すぐに使わない季節ものの服などの送ってもらえるものは日本から送ってもらうようにしました。それでも重さが超過しており、基本的に機内持ち込みの荷物の重さは測られないことが多いということもあって、残りはすべて手荷物に突っ込みました。

 また、エコノミー症候群を回避するためにも万全の対策を行いました。

・折り畳みスリッパ

・ハンモックフットレスト

・圧着ソックス

この3つのおかげで10時間以上のフライトでも足がパンパンで痛くなるというようなことはありませんでした。

 

【到着~入寮】

 私のように学生寮に住む場合は、事前にオンラインで到着日時を選択し、その時間にレセプションに到着してルームキーをもらうという流れになります。到着日時の予約は早い者勝ちなので、これに関するメールが届き次第すぐに予約をする方がいいと思います。空港から寮まではバスかタクシーで行くことが出来ます。日本出発前にしっかりとルートや到着場所の住所の確認をしておくと、到着してスマホが使えない中でも困らないと思います。基本的に10時から5時の間しかレセプションは空いていないのですが、もし飛行機の関係で5時を過ぎて到着する場合でも、柔軟に対応してくれました。学生寮に連絡をすると24時間対応のセキュリティーの方に電話してねと言われ、その方からルームキーをもらうことが出来ました。

 また布団はマットレスのみで、枕やシーツ、掛布団などは事前予約しておくか持参となります。留学生は無料で借りることができるため、事前に予約しておくことをおすすめします。

 

 

最後に、キャンパスの中で1番お気に入りの場所の写真を添えておきます!

Harry PotterのHogwarts Castleみたいと言われているWest Wing