Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユニバーシティ・カレッジ・コーク
2022年12月号 国際学部 Y.I.

治安・危険を感じたこと・トラブルについて

【治安・危険を感じたこと】

アイルランドの治安はアメリカや西ヨーロッパの国々と比べてもとても良い方です。特にコークは学生の町でもあるため、夜中にも1人で歩くことが出来るほどです。ですが、夜に町の中心部へ行くと酔っ払いがたくさんいるため、できるだけ友達と一緒に行動する方がいいと思います。治安が良い理由の1つとして挙げられるのは、銃の所持が法律で禁止されている点だと思います。また、大麻(マリファナ)も違法となっています。そのため、親御さんが海外は銃やドラックで危ないからと留学に対して不安を持たれている場合は、是非アイルランドをお勧めします!そのうえ、アイルランド人は「人に親切じゃないことほど悪いことはない」というモットーが、人に親切にする国民柄です。もちろん、すべての人に当てはまるわけではないですが、外を歩いていたらすれ違う人がほほ笑んだり、挨拶を交わすというのは当たり前に起こります。たばこ、特に電子タバコを吸っている人の数がとても多いです。匂いはフルーティーなので気にならないのが、まだましかなと思う点です。

ですが、ヨーロッパ旅行をしたとにきには、治安が悪いなと感じることや、危険を感じたことが何度かありました。都市部は特に治安が悪く、フランス・パリやイタリア・ミラノへ旅行へ行った際は、夜や曇り・雨の日には身を引き締めていました。また、ダブリンでは女友達と2人で夜外を歩いていると、男の人2人に跡をつけられたことなどもあります。ということで、コーク以外で過ごす場合、夜になったら少人数で出歩かないことを推奨します。

またパブなどに行ったときは、友達と一緒にいることや、帰る時は必ず一緒に帰るなど、対策を取るようにしましょう。

 

【トラブルについて】

身の危険を感じるようなトラブルにあったことはこれまでに無いですが、日常的な小さなトラブルは付き物です。特に旅行に行く際には、空港が混雑しすぎていてフライト時間に間に合わなかったなどといったこともあります。とにかく、事前にリサーチをすることが大切です。それでもトラブルは起こるものなので、気負いすぎず、トラブルが起こった場合は、落ち着いて、周りの人に助けを求めることも大切です。トラブルの際、人は思ったよりも力を発揮することが出来ます。とにかく、分からないことがあるときは、知ってそうな人に聞くに限ります! 

 

 

多分ためにな~るコーナー:留学4か月目

今月号の多分ためにな~るコーナーでは、トラブルに関連したビザ取得とSIMカードについて話したいと思います。

 

【ビザ取得について】

EU圏外からの留学生の悩みの種ランキング第1位のビザ取得に関してです。ビザはIRPカードと呼ばれています。日本人がアイルランドで留学をするには、ビザの取得をしないといけませんが、現地で行います。

手順としては、

  • アイルランドについてから、イミグレーションオフィスにメールを送る
  • メールの自動返信で予約完了(内容確認)
  • 待つ(2~3週間と言っていますが、3か月程かかります)
  • アポイントメント予定日を書いたメールが来る
  • 書類をそろえ終える
  • 当日、時間に余裕を持ってオフィスへ向かう

 

注意点

・絶対に忘れ物や遅刻はないように

→バスは予定通りに動かないのを計算して動くこと。

 

よくある質問

Q.予約日を変えることはできる?

→前倒しはできないが、後にすることはできる。その場合はまた、予約待ちの最後になるため、もう一度数か月ほど待たないといけないです。

Q,IRPカードを持つまで国外に旅行できないの?

→帰ってきたときに入国できない可能性があるため、しない方がいいと言われていますが、イミグレーションオフィスに予約したというメールを見せるとたいがいは帰ってこれました。私の留学生の友達で、メールを見せて再入国できなかった子はいなかったです。(ですが、する場合は自己責任です!)

Q.イギリス領土のNothern Irelandに行くのにパスポートはいる?

→いらない

Q.必要なものは?

・預金の残高

→奨学金の金額が預金残高で必要とされる額を達している場合は、奨学金受給証明書で代用もできます。

・英語表記奨学金受給証明書

→JASOに関してはスカラネットで申し込むことができるので、事前に取得しておきましょう。

・アポイントメント予定日が書かれたメール

・記入済みIRPフォーム

・パスポート

・UCC学生証

・保険契約書原本

・イミグレーション登録料300€

→現金は無理です。クレジットカードかデビットカードのみ!

・居住証明書

→寮のレセプションに頼む。

*UCCからメールで必要なもののチェックリストとIRPフォームが送られてきますので、細かい情報はそれで確認してみてください。

 

【SIMカード】

携帯会社はたくさんありますが、今回は大手三社を紹介します。大手はEir・Three・Vodafoneで人気どころとなってます。に基本的にプランは前払いと後払いの2つがあります。後払いの場合だと使ったデータの量によって金額が変わってくるため、前払いをお勧めします。基本は€10~30のプランで、€20ほどで無制限データと電話かテキスト+ヨーロッパ圏で10ギガほど使えるという、日本の携帯会社よりもお得なサービスとなっています。携帯会社によって少しプランが変わってくるので、ぜひWebサイトでひ調べてみてください。SIMカードは店舗販売かオンラインで購入することができます。SIMをアクティベートすることが上手くいかないときもあるので、最初は店舗購入をオススメします。携帯のことで分からないことなどを聞くことができるうえ、英語の練習にもなります。

 

今月は、ヨーロッパの雪景色をお届けして終わりたいと思います。