Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2014年10月号 国際文化学部 S.N

① 環境について

UCLanがあるプレストンは大きい町ではありませんが、イギリスの中部に位置しているため、主要都市へはバス、電車で気軽に行くことが可能です。大学から徒歩15分圏内に、バスステーションと駅があるため、交通の便は良いように感じます。シティーセンターと呼ばれる中心部に行けば、スーパー、衣料品店、ドラッグストア、クラブ、レストランなどが充実しています。H&M、TOPSHOP、BODYSHOPなど日本でも有名なお店があり、学生の町ゆえに学生割引を行っているお店が多いです。さらにアジアからの留学生も多いため、チャイニーズマーケットが多数あり、少し高いですが日本の食品も買うことができます。休日などには近くの美術館や教会を訪れるのもいいかもしれません。 UCLanは敷地面積が広く、カフェテリア、バー、ジム、などの施設が大学内にあります。今年度、交換留学生はジムを無料で使えることになり、ダンスやヨガなどのクラスを取り充実した生活を送っています。図書館は24時間利用可能で、DVD鑑賞用の部屋、自習スペース、カフェもあり、さらに寮から近いので学生には大変便利です。医療施設や歯医者もあるので、困ったことがあれば相談もできます。私の場合、食事中に歯の詰め物が取れ、大学内にある歯医者に行くと予約もすぐ取れ、約8000円と日本に比べ高めでしたが、治療してもらうことができました。

② 気候について

イギリスの天気は曇りと雨しかないというイメージを持って留学に来ましたが、到着してすぐの二週間は毎日晴れの日が続き、気候も日本の9月と同じくらいで、半袖か長袖一枚で過ごせました。しかし9月後半から10月にかけては、気温が徐々に下がり始め、マフラーやアウター、セーターが必須です。季節の変わり目のため、朝と夜は少し寒いですが、昼はあたたかいこともあるので、脱ぎ着がしやすい服がおすすめです。さらに一日の間に雨が降ったり曇ったり晴れたりと変化の激しい気候なため、私は折り畳み傘を持ち歩いています。しかし風が強い日が多いため、こちらの人は傘をさしている人の割合が少なく、フードをかぶって雨をしのいでいるようです(長靴やカッパ、傘はこちらでも買うことができます)。冬が近づくにつれて空気も乾燥してくるので、乾燥肌の人は乳液やリップが必須です。イギリス人にとってはまだ秋らしいですが、日本人の私にとってはもう冬じゃないかと思うくらい冷え込む日もあり、風邪を引いている生徒も多いため、自己の体調管理はかかせません。イギリスの気まぐれな天気に慣れるのも留学の醍醐味の一つだと思います。