Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2014年2月号 国際文化学部 M.K

① 試験について

イギリスへ留学するためにはIELTSが必要になり、今、私が受けている授業もIELTSで使えるようなアカデミックな英語を勉強しています。そこでイギリスの大学は日本と同じく2学期制で各セメスターの終わりにListening, Reading, Writing, Speakingのテストと10~15分のプレゼンテーションをやらなければなりません。ListeningやReading、Writingは普通にIELTSと同じような形式でしたが、Speakingは4~5人のグループで先生から与えられたお題に沿ってディスカッションするというものでした。プレゼンテーションは自分が日本で勉強していることや自分の学部にちなんだ内容を行いました。次の最終テストは5月末にありますが、今回はグループでイギリスの文化についてグラフや統計を用いて発表することになりました。私のクラスでは、スコットランド、ブリティッシュコメディー、イングリッシュティーなどが題材として上がりました。 また、いきなりエッセイ(ここではレポートのことをエッセイと言います)を書いてそのまま提出というのではなく、まずはイントロダクション、内容、結論というように一つずつ添削してもらい、最後に全部つなぎ合わせて出すので、考える時間もたっぷりあります。IELTSのWritingには自分の意見を書くのと、グラフなどを見て書くのと2種類ありますが、1セメスターでは自分の意見を書く方、2セメスター目では反対のことを教わります。このコースのいいところは正しい英語を学ぶことができるところだと思うので、日本に帰ってからもう一度IELTSを受けてみるのもいいかもしれません。

② 日本文化祭

2月16日に日本大使館の方が来られるということで、日本人留学生や日本語専攻の学生でソーラン節を踊ったり、浴衣の着付け、歌舞伎メイクを体験できるコーナーを作ったり、UCLanが協定を結ぶ日本の大学やその土地の紹介をパンフレットや模造紙に書いて展示したりしました。訪問された方はケンブリッジ大学、オックスフォード大学を視察された方で、UCLanに来られたのは初めてのことでした。また、このように日本文化祭を開いたのも今年が最初だそうです。私はソーラン節に参加させてもらいましたが、まさかイギリスで踊ることになるとは思ってもみませんでした。ですが、日本人だけではなくイギリス人と練習できたりで、とてもいい思い出ができました。学校・地域紹介では、龍谷大学と京都についてまとめました。やはり、京都はイギリス人にとって魅力的らしく、楽しんでもらえました。また、日本に興味があったり、実際に日本語を勉強していたりする学生も多く、来年日本に留学に行こうと考えている学生には寮の値段はどのくらいか、授業では何が学べるのか、京都のいいところは何かなど、かなり深い質問もされ、そういったところも調べてくるのだったなと感じました。最初はイギリスで文化祭ってどういうこと?というところから始まりましたが、日本の文化を少しでも紹介でき、一緒に楽しめたことが何よりよかったと思います。

 (ソーラン節)

 (龍大・京都紹介)

 (パンケーキデイ)