Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2016年5月号 経営学部 R.T

この留学を振り返って

今思えば長かったような短かったような何とも言えない気がします。思い返せばもう少し留学期間中にやれることがあったかなと思います。特に勉強面に関しては授業が楽だった分少しさぼってしまい、もっと空き時間に図書館にこもって勉強すればよかったと後悔しています。また、しばしば体調を壊したこともあって当初計画していたことができなかったことも多くありそのことに対して悔いが残っていないと言えばうそになります。ただそのようなことがあっても、この留学を通して様々なことを学ぶことが出来ました。特に自分が一人でいた期間、また授業、友人との会話すべてを通して、自分の短所と長所がより明確にはっきりとわかったことは大きな自信にもなり、また明確な改善目標を自分に与えてくれました。このことは短期的には、今後の就職活動、そして長期的には自分の人生を導くうえで役に立つのではないかと思います。さらに自己成長の部分だけではなく一生涯付き合っていくだろうという国籍を超えた友人ができたこともこの留学で得れた大きな財産の一つです。彼らとの関係は今後も続くでしょうし、今年の終わりにはそのうちの一人の友人を頼ってサウジアラビアまで旅行することを計画しています。色々なことがありましたが留学できてよかったと思います。

 

 

帰国後この経験をどう生かすか

今年は就職活動の年なので直近には就職をする上でこの留学の経験を役に立てたいと考えています。ただ最終的には自分が留学中に感じた日本社会や現代日本人の問題点を改善もしくは提言できるような役職や仕事に将来就きたいと強く考えています。特に日本のメディアに関しては大きな問題を感じざる負えません。こちらに来て日本のニュースとBBC等海外メディアを比べて見ることが多くなり日本に住んでいた時よりもさらに問題を感じるようになり、より詳しく調べるようになりました。日本のメディアの仕組みがイギリスやフランス等と大きく異なり、日本の広告のほとんどがほぼ一社のみで行われている現状は日本社会の根本的な問題であると思うに至りました。このような問題点を改善することは容易ではないですが、自分の今後の活動がそのような日本社会の問題を解決する一助になればと思っています。今回の留学経験を生かして上記に書いたことを念頭に今後活動していきたいと思います。