Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2024年11月号 国際学研究科 W.R

①授業紹介

UCLanのIBCは日本の大学と異なり授業数自体はとても少ないです。授業の内訳としては週3日の計4コマで1セメスター分の授業になります。4コマ中3コマは通年授業であり、1つは論文を書くためのResearch methods、あとは異文化間ビジネスコミュニケーションとビジネス・トレードの授業が通年で入っています。各授業時間は基本的に2.3時間なので少し体力的にはきついですが毎授業アクティビティーがあるのでなんとか楽しんでできています。

週3日の授業ということで比較的余裕があるように感じられますが、ほぼ半年で論文を0から書き上げなければいけないため、基本的に常に論文を読む生活が続きます。論文は最初の1ヶ月半でLitterature Reviewを書き上げる必要があるため心が休まる余裕がありません。また、グループプレゼンや他の授業の課題等も入ってくるため早め早めの準備が大切になってきます。

クラス内については基本的にそれほど授業間でメンバーは変わりません。イギリスがEUを離脱した影響からかほとんどが日本人と中国人で構成されているため、同じ国同士で固まってしまうことが多くあります。なので自分から積極的にたくさんの人に話しかけ、様々なグループの輪に入っていくことをお勧めします。

成績については基本的に平常点というものは存在せず、テストやプレゼン、プレゼンテーションが主な採点方法です。当たり前ですが全て英語なので自身の英語のアウトプット力に絶望する毎日です。日頃から少しでもいいので英作文といったアウトプットの練習をしておくことをお勧めします。

②友達づくり

留学をすると普段と全く異なる環境に身を置くわけですが、僕の中でトップレベルでしんどかったのが友達と離れ離れになってしまうことです。自分自身よく落ち込むことがあるのですが、その時はいつも友達に相談したりして溜め込まないようにしていました。留学初期に1週間ほど熱が出たのですが、おそらくは友達のいないストレスが大きかったのかなと感じています。留学ではもちろん勉強も大切なのですが、友達づくりも同様に大切だとしみじみ感じています。そこで、僕のおすすめの友達づくりの方法を紹介したいと思います。

まず、Societyに入ると友達が作りやすいです。Societyというのは日本のサークルや部活のようなもので、文化的なSocietyから体育会的なSocietyまで幅広くあります。僕自身あまり人に話しかけるのが得意ではないものの、Societyに入ると交流の中で自然と仲良くなるので友達を作りやすいです。Societyによって所属する学生の雰囲気が異なるので色々なSocietyを体験してみるのがいいと思います。

また、日本人の学生も多くいるので仲良くなるのもいい手だと感じます。留学前などはせっかくの留学だから外国の友達が欲しいと思ってしまうのですが、やはり母国語で話せる人がいるだけで精神的な負担が大きく下がるような気がします。日本とイギリスでは交通ルールや金銭といった様々な部分が大きく異なるため、知らず知らずのうちに大きなストレスがかかっています。文化を共有している友達や、母国語で話せる友達がいると、愚痴を言ったり質問を詳しくしやすいのでどんどん日本人の友達も作っていいと感じました。