Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2024年5月号 国際学研究科 W.R

①この留学を振り返って

今回の留学を通し、私は様々な新しい発見をしたと思います。その中にはもちろん異文化に対する新しい気づき等も含まれるのですが、自分自身に対する発見や成長も大きくありました。それらの発見は自ら新しい環境に飛び込むことによって得られたものだと感じています。

自分自身昔から外に出たり、出かけたりするのが少し苦手な性格でした。自分一人で予定を立ててどこかへ行く、というのもほとんどしたことがなく、いつも友達と一緒に行動していました。しかし、やはり海外で生活するとなるとそうもいきません。一人で飛行機に乗ることや、最初のうちは友達も少ないのでどこかへ行く際などは、自分で準備をしなければなりません。ましてやこれまでとは予約の方法や、移動手段等が全く異なる環境なのでトラブルも多くストレスがとても溜まります。最初のうちは、ストレスからかどうかは定かではないのですが、熱が1週間以上続いたこともあります。しかし、そういった経験を経ることによって徐々に慣れていき、今では何の問題もなく、自分で予定を立て遠くへ出かけることができるようになりました。

留学といえばやはり現地学生たちとの友達づくりも挙げられます。最初の内はどうしてもどのようしてに友達を作れば良いのか分からず、心配になることも多いと思います。私からのアドバイスとしては、とにかく色々なイベントに参加してみるのが良いと思います。UCLanでは毎月のように様々なイベントが行われています。また、最もおすすめなのはSocietyに所属することです。一緒に何かのスポーツや体験をすることによって自然と仲良くなれるので一旦飛び込んでみるのが良いでしょう。

②留学経験をどのように活かすか

私は今回の留学を通し様々な経験をしたと感じています。そのような経験を通して新しい自分に気づくことができたり、多様な価値観を知ったり、新しい夢や目標を持つことができたと感じています。私は、そういった今回の留学経験を主に今後の進路選択や、学業に活かしていきたいと考えています。

進路選択に関してこれまで私は、自分がこれからどのように生きていきたいのか、といういわゆる夢や目標に関してあまりよく分かっておらず漠然と生きてきました。海外の方と関わったり、何かを教えたりするのが向いているのかなとは感じていたのですが、実際本当のところ何がしたいのかいまいちピンときていませんでした。そういった面で今回の留学を通して、じっくりと自分と向き合う時間にもなったと思いますし、新しい発見や気づきを得られたと感じています。そういった部分を元に、今後の進路選択をしていきたいなと考えています。

学業に関しては、やはり英語という外国語を使い、しっかりと授業についていけたという自信が大きくついたと感じています。課題等ももちろん全て英語なので最初のうちは苦戦をしたのですが、先生方からのアドバイス等を元に少しづつ形式に沿って課題等を進めれるようになったのかなと感じています。また、プレゼンテーションをしっかりとやりきれたというのも大きな自信につながりました。私自身プレゼンというのが苦手でどうしても不安が拭えなかったのですが、準備の段階でなぜ不安になってしまうのかを考え、実践に移し、成功体験を積むという経験がとても大きかったと考えています。

留学というのはもちろん語学力などがつく環境ではあるのですが、それだけでなく様々な人と出会い、様々な経験を通して自分自身の成長にも大きくつながる機会だと感じています。