Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2024年9月号 国際学研究科 W.R

①渡航・入国について

私は今回の留学が初めての留学だったのですが、何度か海外に行った経験があり出国・入国審査などは多少慣れていたため今回も大丈夫だろうなと感じていました。しかし、実際学生としてVISAを取得したりそのためのプロセスはとても長く難しかったです。まず、学生として6ヶ月以上イギリスに行く際はVISAの申請が必要になってきます。そのため、オンラインで様々な英文で書かれた質問に答える必要があります。また、他の国のことについては分からないのですが、イギリスの場合BRPとよばれる生体認証付在留許可証の取得が必要です。VISA申請にかかる費用はかなり高額なため申請が通るように書類等をしっかりと準備しVISAセンターに持っていくことが大切です。

出国の際は各航空会社でチケットを発行してもらうのですが、その際に学生VISAの期限が留学予定期間より短いことがあります。イギリスでは現地に到着して1週間以内に近くの郵便局にてBRPカードを受け取りに行きます。それが在留許可証になるため質問された場合は現地で受け取りに行きますと伝えることが大切です。

入国の際は日本パスポート所持者は自動ゲートで素早く入国できます。しかし、学生VISA で入国する場合は時間はかかりますが自動ゲートの方でなく面接の方に並んだ方いいです。大学で学生証や郵便局でBRPを受け取る際パスポートのチェックが入るため、しっかりとスタンプが押されている方がスムーズに手続きが進みます。また、University of Central Lancashire は空港でのpick up サービスを行っているので事前に予約しておくと空港から大学までバスで連れて行ってくれます。

 

② オリエンテーション・授業選択について

オリエンテーション期間は現地での生活に慣れるのに精一杯でした。まず、イギリスではほとんどの金銭のやり取りがカードや携帯での決済なためそこに慣れる必要があります。また、龍谷大学では印刷は年500枚まで無料ですが、University of Central Lancashireでは有料になるため注意が必要です。

寮で使うものに関してはほとんど全て自分で用意しなくてはなりません。そのため最初の数日は色々揃うまでなかなか心が休まりませんでした。私の場合はお風呂場でなかなか温かいお湯が出ずコールドシャワーを数日浴びることになりました。また、洗濯に関しても寮の外にあるランドリーで行う必要がありオンラインで決済する必要があるため注意が必要です。

University of Central Lancashireでは入寮日当日からStudent Union主催のイベントが毎日のようにあるためそこですぐに友達を作ることができます。また、Student Unionにはバーとカフェを一緒にしたような場所もあるので、そこにフラットメイト達と行き、アイスブレイクをすることも可能です。

授業のオリエンテーションではIBCを受講している学生たちに会うことができました。最初はコースの説明と各授業のシラバスの説明がメインでその後に自身の取りたい授業を先生たちと最終決定する面談のようなものが行われ、自分がこれまでどんな勉強をしてきたのか、これから何をしたいのか等の話し合いの末、自身に最も合っている授業選択を行いました。コマ数自体は多くはないものの各コマ2時間以上あるため、そこのギャップに慣れるのに少し苦労しています。