グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

イースト・アングリア大学
2015年11月号 文学部 S.T

1. カルチャーショックについて

私は昨年度、イギリスのオックスフォードにある語学学校に5週間留学していました。その時、イギリスでの生活はどのようなものなのかを体験していたので、今回は大きなカルチャーショックには遭遇していません。最初の一か月間はここで生活する為に新たに学ばなければならなかったことが多く、例えば洗濯ルームを使用するにはカードを購入した上でインターネットで申し込みをして、さらに料金の振り込みの手続きもしなければならなかったりと「どうしてイギリス人は複雑なシステムを採用してしまうのだろう?」と考えることが多かったですが、今ではここでの生活に慣れて問題は起きていません。

対人関係でのカルチャーショックについては、レズビアンで女性同士で結婚している学生に出会いましたが、これは個人主義の思想がこの国で重視されている結果からのものだと思いました。他にもハロウィンパーティーでは、多くの外国人たちは顔に血の顔料をつけていましたが、日本人の感覚からするとそれは縁起が悪いように思え、自分は普通の顔のままにしていたので、どうして何もつけていないのかと一度聞かれました。ハロウィンパーティーを敬遠していた日本人学生もいました。

2. この大学で出会った人たちについて

留学の最初の一か月の間は様々なイベントに参加することで多くの人たちと出会いました。おそらく100人以上の人と自己紹介をしたので顔と名前を覚えるのがとても大変でした。今では自己紹介と友達作りの時期が終わり、気の合う者同士でのグループが形成されています。ここの学生と留学生たちはとてもフレンドリーで親切で、困ったときには何度も助けられました。その一方で自分はある建物の場所を尋ねられた際、その建物には一度訪れたことがあったので自信をもってその建物への道筋を教えたのですが、自分が今いる現在地を誤認したことから、別の道筋を教えてしまい、自分は多くの人たちから助けられたのに、自分はその逆のことをしてしまったことが未だにトラウマとなっています。

前の項目でも書きましたが、この国では個人主義が発達しているので、友達を多く作りたい人は作れば良く、一人でいたい人は一人でいても構わない、といった雰囲気の環境です。ですがせっかく9か月間というそれほど長いとは言えない期間を留学するチャンスができた以上、多くの外国人の友達を作りたいので、こちらから積極的に声をかけるようにしています。一番の問題は英語の聞き取りで、外国人と比べると日本人はシャイな雰囲気を持っていますが、英語の聞き取りが悩みという日本人学生が自分を含めて何人もいました。しかしまず英語力を鍛えてから外国人に話しかけようとすると、間違いなく英語が今より上達しているころには帰国しなければならない時期になるので、不十分な英語でもとにかく話しかけていくことが、ここでの学生生活で必要であると感じています。