Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ゲント大学
2022年 9月号 国際学部 K.M

①オリエンテーションについて

 ゲント大学のオリエンテーションは、約2週間あり、このオリエンテーション期間中に、いろいろな授業に参加し、自分の好きな授業を探すことができます。龍谷大学とは違って、多くの講義が3時間ずつで構成されています。そして、講義の開講時間が被っていたり、教室移動の時間がないものも多いので、よく考えて履修したほうが良いと思います。正直言って、1日に2つ以上の授業を履修するのはかなり大変でおすすめはできません。

 また、ゲント大学には本当にたくさんの留学生が在籍しており、その分大学側のサポートも手厚いように感じます。オリエンテーション期間の最初に行われるウェルカムセッションでは、授業の履修方法や、学内施設(食堂や図書館など)の紹介をしてくれます。また、留学生一人か二人につき、一人の現地学生(バディー)がついてくれます。そして、ゲント大学には様々な学生団体が登録しており、その中にTomonokai(友の会)というものがあります。友の会は、Japanologyを専攻している現地学生が集う団体で、毎週何かしらのイベントを開催しています。この中の多くの学生が日本や日本文化に興味を持っているので、日本人留学生は容易に友達を作ることができます。

 そのほかに、到着してから約1週間以内にゲントの市役所に居住申請を行わなければなりません。この申し込みはオンラインで簡単に行うことができます。オンライン申請の場合、パスポート写真やビザ写真など、必要書類のスキャンデータが必要になるので、事前に龍谷大学やコンビニなどで済ませておくと良いと思います。

まあいろいろとやることが多いですが、気負いすぎず、一つ一つのんびり片づけていけばよいと思います。

 

 

②ゲントの第一印象

 ゲントは、空港のある首都ブリュッセルから、電車1本で約40~50分の所に位置しています。首都圏では現代的なビル群が立ち並んでいますが、ゲントに来ると、町並みはがらりと変わります。ゲントは古い石造りの建物が多く立ち並んでいて、石畳の道路も多く歴史を感じます。第一印象としては、同様に多くの歴史的な町並みを残す京都と同じバイブスを感じるなと思いました。日本人は8人ほどゲントに住んでいるみたいです。

 大学のすぐ近くにはオーバーポートというバーやビアパブ、クラブが立ち並ぶ通りがあり、平日の夜からみんなどんちゃん騒ぎをしています。本当にクレイジーな光景が広がりますが、とても楽しいです。

 そして何より、ゲントに住む人々はみんな優しいです。基本恥ずかしがり屋の人が多いですが、こちらから話しかけると、たくさんコミュニケーションを取ってくれます。親切で、温かい雰囲気に包まれた良い街です。留学先を決めかねている皆さん、ぜひゲントへ!!!!