Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ゲント大学
2023年1月号 国際学部 K.M

①日本から持ってきてよかったもの

皆様こんにちは。今月は、日本から持ってきてよかったものをいくつか紹介します。

 一番持ってきてよかったと思ったものは、インスタントの味噌汁です。ありきたりですが、こちらの生活に慣れてくるとだんだん日本食が食べたくなってきます。こちらでおいしい日本食を食べようと思うと、かなり値段が張ってしまうので学生にはお勧めできません。味噌汁を作るだけで部屋や顔周りがお味噌の香りで包まれるので、あとは目を閉じればそこはもう日本です。ホームシックになっても、味噌汁のおかげである程度気分が和らぎます。

同じく口にするものだと、緑茶を大量に持ってきた方が良いと思います。海外あるあるかも知れませんが、海外のグリーンティーと呼ばれるものはあくまでグリーンティーであって緑茶ではないです。緑茶と呼ぶに値しないほどの糖分が感じられます。そして、先ほどのお味噌汁と同じく日本が恋しくなった時に緑茶があると、幾分か気持ちが和らぐので非常におすすめです。某有名企業が作る緑茶ティーバッグの、濃いほうが私のおすすめです。一袋で2杯分お茶を入れることができるのでコスパが良いです。私は、お湯が半透明になるまで使います。ちなみにこのティーバッグは、Amazon.beで購入することもできますが、割高になります。

 日本的なものだと、以上のほかに日本米を思い浮かべる方もいるかもしれません。意外と日本米は容易に、そしてそこまで高価ではない値段でこちらで手に入れることができます。これには理由があって、ある企業がヨーロッパ域内で日本米の製造販売を行っているためです。こちらに来るとどうしても食事が単調になってしまって、日本食を欲するときが来ると思います。その時は、ゲント唯一の日本食スーパー、Dun Huangに行ってお米を買いましょう。ブリュッセルまで行くと、日本人の駐在員さん御用達の日本食スーパーが何店舗かあります。炊飯器はこちらで手に入れることが難しいかもしれないので、レンジでチンするだけでお米を炊けるタッパーという代物を日本で手に入れておくと良いでしょう。

 幾つか日本から持ってきてよかったものを紹介しましたが、これらを美味しく作るには、水の質が肝心です。ベルギーの水道水は硬水で、お米を炊いたりお茶を淹れることにはあまり向いていません。本来の味が引き出せないようです。Spaという軟水のミネラルウォーターもスーパーなどで売っていますが、かなり高くついてしまうので、浄水器を事前に買っておくことをお勧めします。BRITAの浄水器が評判がよく、私も持っています。現地のスーパーでもたまに売っているところを見かけますが、日本で手に入れておいた方が安心です。

②ベルギービールについて

 ベルギービールは世界的に有名ですが、実際どれほどおいしいのかと、私は気になりながら日本からベルギーにやってきました。実際、ビアパブに足を運んでみると、そのビールのおいしさに驚かされます。そして何より、ビールの銘柄が本当にたくさんあることに気づかされます。聞くところによると、約3000種類もの銘柄がベルギーに存在しているようです。日本で人気のあるビールと言えば、ピルスナ―が多いのですが、こちらではあまり人気が無いように見受けられます。反対に、いわゆるクラフト系のビールがこちらでは人気が高いように見受けられます。私は今までクラフトビールが好きではなかったのであまり飲んできませんでしたが、こちらに来てからたくさんの種類のビールを飲むようになりました。「喉越し!」というよりかは本当に味わいがあるビールが沢山あるので、ワインやコーヒーのような視点でビールを飲むことをお勧めします。そして、こちらのビールの銘柄一つ一つに専用のビールグラスがあります。グラスの形も違ったりするので、見るだけでも楽しめます。世界遺産にもなっているベルギーのビール文化をぜひ堪能してください。

 

以上で1月号のレポートは終わりにしたいと思います。