Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヤギェウォ大学
2019年10月号 文学部 Y.F

オリエンテーション・学生文化交流について

9月の末に行われるオリエンテーションは参加必須です。この行事は学生主催ではなく,ヤギェウォ大学が公式に行うものです。多くの場合,交換留学生もErasmusの学生として扱われます。オリエンテーションでは,ポーランドの法律,飲酒,薬物,学内ウェブサイトの使い方,履修登録の方法などが知らされます。ポーランドのユニークな法律のひとつに「通りをみだりに走り回ってはならない」があり,これをおかすと罰金が科せられます(どのような経緯で制定されたのでしょうね?)。

 また,学内ウェブサイトは利用者の忍耐力を試すための複雑な設計がなされており,それは誰も使いこなす方法を,知らないと言われているほどです。問題なのは,学生はその学内ウェブサイトで履修登録を行わなければならないので,オリエンテーションで必要最低限の利用方法を説明してもらう必要があります。

 開講されているコースの中には,学部や専攻によって履修制限があるものがありますが,担当教員と直接話したり,学部のオフィスと交渉して履修を許可される場合もあります。興味があるコースには,躊躇せずに参加してみましょう。そして,それは半ば推奨されています。

 そして,オリエンテーションには1週間かけて行われる,学生交流のためのイベントも準備されています。それに参加するのも良いでしょう。大体がパーティです。名産品ウォッカと共に楽しむ文化的交流です。クラクフ市内の観光もあります。美術館やカラオケなどのアクティビティのための入場券などは,事前にErasmusのウェブサイト(FacebookやInstagramで告知がある)で購入する必要があるので(大抵はすぐSold outになる)チェックしておきましょう。

 オリエンテーションが予定されているのは,寮に入ることができる日の1週間ぐらい前なので,その間はホテルに滞在することになるでしょう。