Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヤギェウォ大学
2022年12月号 国際学部 Y.S

①授業紹介

私が履修したことのある授業は、

・Ukraine identity

・Polish culture

・Holocaust

・Polish course(単位変換不可)

の四つです。諸事情で履修をやめたものもありますが、一番履修してよかったなと思うものは一つ目のウクライナ人のアイデンティティーの授業です。実際に、ウクライナに住んでいる教授がポーランドまで毎週出向いて授業をしてくれます。レポートも「ウクライナ人のアイデンティティーに関することと、ウクライナのこれからの展望」といった良いトピックで書きがいがありました。評価の対象は、出席・レポート・プレゼンテーションの三つでした。プレゼンテーションは皆さんが思い描くであろうヘビーなものではなく、ウクライナに関することであればなんでもよかったです。私はウクライナの音楽にフォーカスして行いました。教授も評価することには集中せず、どちらかというとプレゼンテーションを楽しんでいる様子だったのであまり緊張しないかと思います。私がポーランドに来て授業を履修し感じたことは、やはり授業の質の違いです。私個人の意見ではありますが、特にGS生は英語での授業に慣れていると思いますので、これといった更なる難しさを感じることは少ないのではないかと思います。ですので、正直ハイクオリティーの授業を求めている方には他の国を考えた方が良いかもしれません(英語圏の大学等)。ただ、ヨーロッパに行きたい・ヨーロッパ旅行をしたい・違う言語にも触れたい・物価が比較的安いところがいい・治安が良いところがいい・ホロコーストに関して勉強したいといった主に学問以外のところに焦点を当てている人にはすごくいい国であると思います。また、大学外での自分自身の目標をきちんと立てて行動できる人や、今しかできないことを探して行動に移せる人にとっても、自分の時間をきちんと持つことができるのでおすすめです。

②ドイツ旅行に関して

今月、個人的にいったドイツ(ベルリン)旅行に関して少し情報共有できればと思います。

ポーランドのクラクフ中央駅からFlix Busに乗って約8時間で着きます。

バス移動の場合大体片道4~5000円になると思います(時期によって異なる可能性は高いです)。ベルリンには二泊三日で行ったのですが、観光地が多くクリスマスの時期であったため非常に充実した三日間となりました。ここでは軽くクラクフとベルリンの違いをあげようと思います。

・英語が流暢・物価が高い(ポーランドの倍ぐらい)・紙タバコが多い・ご飯の提供スピードが早い・ハイブランドのお店が多い・コンビニがほとんどない・車の会社が多い・クリスマスマーケットは9割キャッシュオンリー・信号が点滅せずいきなり変わる・クラクフよりさらに寒い

私が感じた違いはこのようなものが挙げられます。

私はカフェが大好きで、チョコレート屋さんの老舗や事前に調べていたカフェにもたくさん巡ったため二泊三日がちょうどよく回れましたが、もしかすると一泊二日でも十分な人もいるかもしれません。

ドイツといえば、currywurstというソーセージにケッチャプとカレー粉をかけた定番料理がありますが、数あるcurrywurstのチェーン店の中で1番美味しいと感じたのはBERLIN CURRYSというお店です。味のバランスがよく1番食べやすかったと思います。

ぜひ、ポーランドに留学を考えている方は近隣国の旅行の参考にしてみてください。