授業紹介
秋学期は以下の授業を履修しました。単位変換は行わないので、国際学部でどのように扱われるかはわかりませんが、すべて英語または日本語で開講されている授業を選択しました。Français Langue Etrangère Q1と3e langue japonaiseは経済学部の授業ではなく翻訳学部の授業です。UMONSでは所属学部以外の授業も履修可能です。授業の変更やキャンセルが多いため、毎日時間割とお知らせの確認が欠かせません。
Economics of European Integration (6ETCS)
基本的に週一、二回それぞれ二時間ずつあります。EU加盟国や機関の立場で政策交渉を行うシミュレーション授業です。講義よりも自主学習が中心で、期末にはポリシーペーパーの提出とディスカッションがあります。
Luxury Marketing (3ETCS)
週一回二時間あります。ヨーロッパの企業を例にマーケティング戦略を学びます。期末はプレゼンがあり、4人グループになって準備します。
International and European Economics (3ETCS)
週一回二時間あります。今期取った授業の中で最もキャンセルが多いです。ヨーロッパの国家間の貿易についての授業です。期末テストがあります。
International Finance (6ETCS)
週一回二時間あります。経済学部の授業はほとんど修士課程の授業で、この授業もその一つです。経済の基礎がない私には、特にこの授業は、計算もあるためとても難しく感じています。期末テストがあります。
Français Langue Etrangère Q1 (5ETCS)
週三回それぞれ一時間半ずつあります。フランス語初心者向けの授業で、アルファベットの発音の仕方や数の数え方から学びます。先生は積極的にフランス語を話すので理解が難しいこともありますが、モンスはフランス語のみを話す方が多いので、フランス語を勉強することをお勧めします。
3e langue japonaise (4ETCS)
週一回三時間あります。本来はフランス語から日本語の勉強です。先生が日本留学を担当しているので、留学生活の相談もしやすいです。授業では、日本とベルギーの文化の違いが学べたり、日本語からフランス語も学べたりします。また、他の学生が日本語の作文をしている間に英語の作文を書いているので文法間違いや表現方法など教えてくれます。日本に興味のある学生ばかりなので友達も作りやすくとても良い機会になっています。
旅行について
先月はハンガリーとスロバキアを旅行しました。ブリュッセル・シャルルロア空港からLCCのRyanairを利用しましたが、遅延もなく定刻に出発し、問題なく到着することができました。ハンガリーではドナウ川のクルーズに乗ったり、博物館を見学したりしました。街並みは中世の雰囲気が残り、ベルギーとはまったく異なる印象でした。10月末は紅葉が美しく、観光にはとても良い季節だと感じました。春にはラベンダーが咲く地域もあるようなので、機会があればまた訪れたいと思いました。食べ物はどれも美味しく、人々も親切で、差別的な対応を受けることはありませんでした。
ハンガリーからスロバキアへはFLIXBUSを利用しました。治安面で不安があると聞いていましたが、実際には夜行バスのように快適で問題はありませんでした。ただし、車両によっては雨漏りや虫が出ることがあると聞きました。スロバキアは日帰りで観光しましたが、レストランではアジア人に対してあまり良い接客がされなかった点は残念でした。街はドナウ川を境に、現代的な建物が並ぶエリアと旧東欧らしさが残るエリアに分かれており、とても興味深かったです。
また、Erasmus Student Network(ESN)に加入していると飛行機やバスに割引があるため、移動費を少し抑えることができます。二国とも西ヨーロッパとは異なる特徴を持ち、新たな文化に触れられる良い経験となりました。

公園の景色

ハンガリー料理

ドナウ川クルーズからの景色