Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ニューキャッスル大学
2023年 12月号 国際学部 M.N

①治安、危険を感じたこと

留学前、想像していたのとは打って違い、ニューキャッスルの治安は良いと感じます。トートバッグのようなバッグを持ち歩くのは中のものが盗まれやすいため、チャック付きのバッグでないと危険だと聞いていましたが、大学生のほとんどはトートバッグや普通のリュックで通学しています。友達の一人がスマホとクレカなどが入った小さな手持ちかばんをどこかに失くしたことがありましたが、幸い中に学生証も入っていたため、拾った人が大学へ届けてくれていたそうです。鞄の中身も何も盗まれておらず、彼女はラッキーだったのかもしれませんが、このようなエピソードからもわかるように、あまり日本と治安の差は大きくは感じたことがありません。イギリスの中でも、Newcastleは治安の良い街だと言われているそうです。

とはいえ、大学の近くである街の中心や、少し離れたキーサイドという川の近くにはホームレスもよくみかけるため、注意したほうが良いかもしれません。しかし街の人たちのほとんどはフレンドリーなため、ホームレスに話しかけている場面を見かけたり、顔見知りのホームレスがいたりなど、ホームレスに対して悪い印象も特にありません。現金は無いかと話しかけられることもありますが、あまり顔を見ずに”I’m sorry, but I don’t have money”と答えると良いとイギリス人の友人から聞きました。また、珍しいですが時々若そうな女性のホームレスも見かけますが、彼らは若い女性だからという理由でお金をもらいやすいため、ホームレスのふりをしているため気を付けた方が良いそうです。

危険を感じたエピソードは特にありませんが、11月末に大雪が降り、雪が積もったとある寒い日のエピソードを紹介します。その日は私は朝からプレゼンがあり、早めに教室について準備をする必要がありました。そのため、急いで歩いていると、おばあさんのホームレスに話しかけられました。普段は、ホームレスの人たちはお金はないと答えるとすぐに諦めてどこかへ行きますが、その日は大雪でとても寒かったため、ホームレスの人たちも生活に苦しんでいたようです。そのおばあさんは私に話しかけると、「お願い、お金を頂戴。こんなに寒くて凍えてるのに誰も助けてくれない。本当に辛い、お願い。」と精神的に訴えかけられました。私はその時、現金を持っていなかったため、現金がないと伝えるとそれなら今から銀行に行ってお金をおろしてきて、と言われました。普段なら絶対にそこまでしつこく来られることはありませんが、その日だけはよっぽど寒くてつらかったのか、なかなか引き下がってはくれませんでした。心は痛かったですが、私はその時急いでいたことや、日本のクレカを使っていたため銀行に行っても現金を引き下ろせないことから、それらを説明して諦めてもらいました。後日、そのホームレスのおばあさんと道端で何度かすれ違いましたが、それ以降その人に話しかけられたことは一度もありません。今でもどうするのが正解だったのかはわかりませんが、一度お金をあげてしまうと見かけるたびにお金を要求される可能性があるので、安易にお金をあげるのは正解ではないと思うのが私の意見です。

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雪が降った日の大学近くの住宅街の景観です。雪が映えるような町並みです。

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雪が降った日に寮の敷地内にWAKE UP KIDと書かれていました

 

②Newcastleの街について

今回は、イギリス人の友人が教えてくれたNewcastleの街について簡単に説明したいと思います。

まず始めに、NewcastleはGreggsというベーカリーショップがとても有名で、誰もがGreggsを愛しています。朝食や小腹がすいた時の軽食になどに向いています。それはGreggsがNewcastle発祥だということが理由だそうで、街の至る所にGreggsが立ち並んでいます。しかし、どのベーカリーもあまり温かくありません。これにはクスッと笑ってしまうような理由があり、昔は温かい状況でパンなどを提供していたそうですが、「熱すぎるから危ない」という理由で訴えたお客さんがいたそうです。そしてなんとその裁判ではお客さん側が勝利してしまったため、いつもぬるい状況での提供になってしまったそうです。しかし温かさには関係なく味には定評があるので、イギリスに行く方にはぜひ試していただきたいです。ちなみに私のおすすめはペパロニピザとチキンベイクです。

次に、階級について説明したいと思います。イギリスには大まかに分けて上流階級、中流階級、そして労働者階級などが存在します。そして地区によって住む人たちの階級が分かれているそうです。Newcastleの中心部は労働者階級の人たちが多いため、ロンドンなどに比べると街の清潔さには欠けている印象です。とはいえ、Newcastle出身の人のほとんどはとてもフレンドリーで親切な人が多いことで有名です。また、彼らはお酒が大好きです。その理由は、スコットランドのすぐ近くにNewcastleは位置しており、気温も冬には特に寒いため、ウイスキーなどを飲んでカラダを温めることが目的だそうです。が、単にお酒が好きなのだと思います。しかしお酒を強要されることもないのでお酒が苦手な方も安心して過ごすことができます。しかしこのパブ文化のおかげで、様々な人と仲良くなることができます。もしあなたがお酒をたくさん飲むことができたら、Newcastle出身の人に「君はGeordieになれるよ」と喜ばれます。Geordieとは、Newcastle出身でそこの訛りの英語を話す人たちのことを指します。

 

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Greggsのペパロニピザ

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お店の雰囲気。中に席はなく、こじんまりした小さなお店がほとんど。土日は街に人が溢れかえるためこのように色々な商品が売り切れています。