①ビザについて
イギリスへの交換留学には、Tier4と呼ばれる学生ビザを取得する必要があります。イギリスのビザ取得は少しややこしく、想像以上に値段もかかります。イギリス留学を考えている方は事前にビザのことも考えておくと直前になって焦る必要がないので良いと思います。
ビザの申請が可能になるのは、派遣先大学からCAS letterと呼ばれる入学許可証が届いてからになります。派遣先大学にもよりますが、私がCAS letterを受け取ったのは7月4日で、他の大学より少しゆっくりめな印象でした。CAS letterを受け取ってからすぐにビザ申請ができるように、6月頃には事前準備をしておいて損はないです。
ビザセンターは大阪と東京の二つにあります。まずオンラインでビザ申請について進める必要があります。オンライン申請に際して質問が多いのですが、私にとってはその質問の多くの内容がとてもややこしく、終わらせるのに半日かかってしまいました。
その後、大阪ビザセンターの予約をし、ビザセンターに出向いて生体認証などを終わらせて完了です。私が持って行ったのはCAS letter、IELTSスコア、パスポートとこれらのコピーです。パスポートは一週間ほどで郵送で返却され、ビザもすぐにおりました。
②オリエンテーション・授業選択について
まず、到着してからすぐに Induction Session と呼ばれる説明会があります。同じ専攻の日本人交換留学生だけの説明会になるので、ここで多くの日本人に出会えます。私はInduction session当日にNewcastleに到着したため、この説明会の時間に間に合わず、到着後数日間は日本人に出会うことはありませんでした。
この説明会は同じ専攻の日本人交換留学生のPersonal Tutorによる説明会になり、内容は主に授業選択についてです。私は1回目のInduction Sessionに間に合わず、授業選択の仕方がわからずずっと不安でしたが、2回目のInduction Sessionもあったのでなんとか授業選択を終えることができました。
この授業選択の仕方は日本とは全く異なるため、少し大変でした。まず、専攻する学部についてですが出国前に選んだ授業選択で決まります。そして現地到着後、改めて授業選択をします。自分が選んだモジュールが他の授業の時間と被っていないか慎重に確認し、配られたプリントに希望するモジュールを記入します。そして、Module fairと呼ばれる日に、自分の希望するモジュールの専攻の先生にサインをしてもらいに行く必要があります。日本とは違い少しややこしいことが多いために戸惑うことは多いですが、Personal tutorが手助けをしてくれるので心配する必要はないと思います。