①環境について
Newcastleはナイトライフの街と呼ばれているだけあって、活気溢れる街です。小さな街ではありますが、治安もイギリスの中でも上位に入るほどよく、さらに生活するのに退屈もしません。今回はNewcastle大学の施設、寮について紹介していきます。
まず大学施設についてです。大学にはジムやカフェ、パブなどの施設があり、授業の合間に時間を潰すことができます。また、Philip Robinson Libraryとい24時間利用可能な図書館もあります。メインキャンパスからは少しだけ歩きますが、多くの学生は昼夜問わずこの図書館を利用して課題や勉強をしています。私の専攻のModern Languagesというコースの人たちが使うLanguage Resource Centreという図書館もあり、この図書館は大学の中でもとても綺麗でイギリスらしさを感じる図書館です。また、大学内にはCOOPというスーパーもあり、食料品やホットコーヒー、日用品なども買うことができます。大学はCity Centreという街の中心部にあるので、授業終わりや合間に買い物に行くことができるなど立地も良いです。
次に、寮について紹介していきます。多くの交換留学生は大学所有の寮に住むことになります。同じフラットには平均して6,7人ほどが住むことになります。大学所有の寮にする場合は、第三希望まで寮を選択することができますが、競争率が高いため第一希望に決まる確率はとても低いです。私はMansion Tyneという民間の寮に住んでいますが、大学所有の寮との違いはあまり感じません。Castle Leazesという寮には他の寮に比べると、日本人が多く住んでいる印象です。今まで私が訪れた寮の中で、キッチンも部屋も一番広くて綺麗だとだと感じたのはKensinton Terraceです。
寮での生活は慣れるまでは簡単なものではなく、最初の数週間はほとんどの寮で新入生がキッチンでよく夜中から朝までパーティーを開いています。Castle Leazesは新入生がほとんどなので、他の寮よりも活気があるように感じます。慣れてくると、週末だけキッチンで皆で集まって飲んだり話したりすることが多いです。これはあくまで私の私見ですが、寮を選ぶ際はキッチンをよくみてみると良いと思います。キッチンが広くて落ち着くスペースであれば、自然とキッチンにフラットメイトが集まりやすく、仲良くなる機会も増えます。また、友達を呼んだり、一緒に料理をしたり、キッチンは日常生活の中でも大きな側面を持っていると思います。
②日本食、Japanese Societyについて
日本食は、渡英前に想像していたよりは堪能できているように感じます。というのも、チャイナタウンがCity Centreの近くにあるため、多くのアジアンレストランがあるためです。タイ料理やマレーシア料理、中華料理、韓国料理、日本食レストランなど多数存在しています。味は確かにおいしいですが、イギリス人の舌に合わせて味が変えられているお店や、中華料理などとミックスされた日本食レストランがほとんどなので、必ずしもおいしいと言い切ることはできません。私のおすすめする日本食レストランは、DOJOとStixsです。DOJOは日本人スタッフもおり、店の中にはくまモンやドラえもんの置物があります。また、お店に入ると「いらっしゃいませ」と声をかけてくれるので、日本の再現度は高いように感じます。Stixsは韓国料理と日本食がどちらもあり、私は牛丼を食べましたがとても美味しかったです。他にもお寿司屋さんや辻利など、想像していた以上にNewcastleには日本食レストランが散在しています。
次にJapanese Societyについて紹介します。まず、Societyとは、日本でいうサークルのようなものです。なのでJapanese Society以外にも沢山のソサイエティがあり、その中から選ぶことができます。私はJapanese Societyに所属しており、このソサイエティで多くの友達ができました。日本人留学生にも出会うことができるほか、日本に興味のあるイギリス人やその他の国の人たちにも出会うことができ、充実した時間を過ごすことができます。活動は毎週木曜日ですが、三週間に一度ほどは活動がお休みです。活動内容は主に、パブで集まりお酒を飲みながら談笑をしたり、ビリヤードをすることが多いです。時々スケートや、帝京祭りと呼ばれるダラムの帝京大学で開かれる日本のお祭りに参加したりすることもあります。Japanese Societyの他にもKorean SocietyやThai Societyなど様々な国のSocietyがありますが、Japanese Societyのようにメンバーが日本人ではなくイギリス人やその他の国籍の人が大多数を占めているのは珍しいそうです。