Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴァーサ大学
2019年10月号 経営学部 M.M

環境について

私が通っている大学があるヴァーサは、自然に囲まれたとても住みやすい町です。
早いことにヴァーサに来てから2ヶ月が経ちました。この2ヶ月間の環境の変化や大学の施設、アパートについて書きます。

⑴ 大学(図書館)

ヴァーサ大学は湖に囲まれたキャンパスで、元々フィンレイソンの工場であったため、外装は他の大学とは違いとてもユニークでオシャレです。最初の授業が始まって2ヶ月が経ち、日に日に課題が増えていきます。私は家では集中出来ないので、よく図書館を利用します。大学の図書館は、月―木は8時〜19時、金8時〜17時、土11時〜15時の間利用する事が出来ます。また、テスト期間や課題に追われている時は、図書館内のReading roomを利用しています。図書館のオフィスで登録すると鍵が貰えて、図書館が閉まっていても、朝6時から翌朝2時までの間毎日利用することが出来ます。

⑵ 気候

フィンランドは夏と冬の日照時間は極端に変わります。留学して当初の8月末の日照時間は5時〜23時と長かったのですが、10月末になると9時〜17時とどんどん短くなっています。1月になると約4時間しか日が出なくなるそうです。気温は9月末から急に下がり、10月に入ると最高が5度を下回る日が続きます。天気も良くなく、雨や曇りの日が続きます。そのためか、この季節は鬱になりやすいそうです。なので最近は、毎日のように友達とホームパーティーを企画して、気が落ちないように楽しく過ごしています。

⑶ アパート

ヴァーサ大学は寮がないのでアパートを借りて生活します。私が借りているアパートはAからQまであり、多くの留学生が住んでいます。また、再建された建物が多いので、比較的新しく、他のアパートと比べて綺麗で部屋は広いです。私は最初の1ヶ月ちょっとルームメイトがいなくて、一人で暮らしていたのですが、今月ようやく中国人のルームメイトが来たので心細くなくなりました。2ヶ月経つと周りでは、主に掃除の問題でルームメイト同士で揉めている人をちょくちょく見かけます。なので最初から掃除やキッチンのルールを決めておくと、こういったトラブルはなくなるのかなと思います。

イベントについて

ヴァーサは小さい町なので、特に遊ぶ場所もなくする事がありません。それもあってか大学主催や、ESN(Erasmus Student Network)主催のイベントが毎週のようにあります。イベントといってもほとんどはクラブでのパーティーの事です。一つのパーティーにつき約10€は最低でもかかるので、私はあまり参加しませんが、ほとんどの学生は毎週のようにパーティーに行きます。パーティー以外にもロシア、バルト3国、スェーデン、ラップランド等に行くイベントもあります。行く場所によってはESNと大学とでは値段が大きく変わってくる事があります。ヴァーサにある世界遺産クヴァルケン群島に行くイベントは、大学主催は無料であったため2日でチケットが完売しました。大学主催によるイベントは、比較的安く行けるので人気です。そのため、情報が入ったらすぐに申し込むことをお勧めします。

最後に9月末に小さいですがオーロラを見る事が出来ました。
図書館で0時まで友達と勉強した帰りで、テスト前夜なのに興奮して2時間くらい外でオーロラを観たのも一つの良い思い出です。