Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴァーサ大学
2019年11月号 経営学部 M.M

カルチャーショックについて

フィンランドに来てから3ヶ月が経ちましたが、いまだに驚く事ばかりです。その中でも特に日本との違いを感じた事についていくつか挙げたいと思います。

⑴ 環境
まず、夜8時になるとほとんど車が走っておらず、人通りもとても少なくなります。ヘルシンキとタンペレに行った時は夜遅くても街並みが明るく、人通りも多かったので、おそらくヴァーサだけだと思います。日曜日になるとほとんどのお店は16時に閉まってしまいます。なので買い物は平日にするか、早めにするようにしています。

⑵ クレジットカード
ヴァーサに来てから現金はほとんど使っていないです。フィンランドはカード社会と聞いていたので、現金を持ってきていなかったのですが、今のところ困ったことはないです。フィンランド人は0.5€のコーヒーですらカードで払う事に驚きました。日本でクレジットカードを使わない私からすると、カルチャーショックでした。

⑶ スーパーマーケット
フィンランド人はヨーグルトをよく食べるので、ヨーグルトの種類がとても多いです。中には牛乳パックに入ったものや、お米が入ったものもあります。
また、野菜や果物の量り売りは驚きました。商品名のところに番号があり、自分で計重し、バーコードをつけてレジに持っていく制度は、最初は戸惑いました。今では、自分の好きな量だけ買えて、節約もできるのでとても助かります。

⑷ 大学
フィンランドの大学に通い始めて思ったことは、年齢層がばらばらだという事です。日本だと同じ学年には、同い年の学生がほとんどですが、フィンランドは19才の人もいれば30歳を超えた人もいます。またフィンランド人の友達曰く、日本の大学とは違いフィンランドでは、自分で卒業する日を決める事が出来るそうです。教育費が無料で、自分の好きな分だけ学ぶことが出来るというのは、いいなと思いました。

 

食事について

フィンランドは物価が高いので、いかにうまく節約できるかを試行錯誤しています。外食となると一回の食事に対して安い所でも10€は少なくともかかるので、毎日自炊せざるを得ません。私は週15€までと食費の上限を決めています。ほとんどの食材は全てLidlというドイツ系の安いスーパーで購入しています。また、定期的に食堂を利用して食費を抑えたりもしています。通常2.6€で、木曜日は、サラダとパンケーキだけだと1.8€、パンは無料で何枚でも食べる事が出来るので、ご飯を作るのがめんどくさくなった時は、昼夜兼用で食べたりもしています。

ほとんど毎日友達と一緒にご飯を食べることが多いです。私の仲のいいグループは、インドネシア、韓国、台湾、フランス人の子達で、それぞれの国の料理を作ったり、紹介したりするので、フィンランドの文化プラス他の文化も学べるのでとても楽しいです。