Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴァーサ大学
2022年 11月号 国際学部 N.O

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

ヴァーサは非常に安全な街で、治安面で危険に出会ったことは一度もありません。初日にヘルシンキのコンビニに携帯を置き忘れてしまった際も店員さんが声をかけてくれたり、スーツケースが重くて転倒した際も周囲の人が助けてくださりました。窃盗などの話も身近には特になく、個人的な感覚としては日本で過ごしている時よりも安全に感じます。しかし、アジア人であり、女性でもあるため常に注意はしています。自転車に鍵を2つつけたり、夜中に一人で歩かないようにしたり、なるべくリスクを事前に回避できるよう意識しています。

治安面よりも環境面で危険を感じることは多いです。まず、夏が終わると晴れの日が減り、冬になるにつれて太陽が見える機会がかなり少なくなります。また、日照時間も短くなり、天気が良くないことも相まって暗い時間が長くなります。11月時点で日の出は9時、日の入りは15時半です。これによって気分が落ちたり、冬季鬱になることもあるかもしれません。サプリなどを利用しビタミンを摂って、なるべく友達と過ごすことをお勧めします。また、自転車を利用する場合は必ずライトをつけることと、地面が凍ってることもあるので、できればヘルメットもお勧めします。私は今のところ大きな危険に遭遇したことはありませんが、この前うっかり卵を半生で食べてしまい、腹痛と嘔吐が止まりませんでした。気をつけてください。

地面も湖も凍っています

 

 

インターナショナルディナーについて

学生団体のイベントでそれぞれが自分の国の料理を作って持ち寄るインターナショナルディナーというイベントがありました。海外で日本料理を作ることは難しいように感じますが、シティーセンターの方まで行くといくつかアジアンマーケットもありますし、醤油や味噌などの調味料はスーパーにも売っています。私は大阪出身でもあるので、ソウルフードのお好み焼きを作りました。お好み焼きソースはアジアンマーケットで購入しました。作り方は簡単で、キャベツ、小麦粉、卵など混ぜて焼くだけです。私はプラスで表面にベーコンを敷いて焼きました。

友人にご飯を振る舞う際も、手巻き寿司、うどん、茶碗蒸し、唐揚げや照り焼きチキンなど、幅広く色んな料理を作っていますが、どれも現地調達できるもので簡単に作れます。ただ、やはり値段はフィンランド価格なので、調味料やパスタソースなどは日本から持ってくるのがベストだと思います。加えて、普段馴染みのあるもやしやネギなどの野菜、しめじやえのきなどのキノコ類、豆腐や納豆などの大豆食品はスーパーなどには売っていません。おそらく留学期間中は基本自炊生活にもなるので、節約のためにも自分のためにも、海外で調達できる材料で簡単に作れるレシピを調べたり試したりするのもいい準備になると思います。何より、日本の料理が好きだと言ってくれる人は多いので、は色んな人と仲良くなるきっかけになるテーマだと思います。

お好み焼き

インターナショナルディナーの様子