Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴァーサ大学
2022年 9月号 国際学部 N.O

環境について

ヴァーサはとても自然豊かで海と湖に囲まれた綺麗な町です。今月はヴァーサ大学の施設やアパート、気候など環境についてご紹介します。

 

(1) 大学の施設

ヴァーサ大学はもともと工場だったので、大きな煙突が残っていたり、外観もユニークで他の大学とは異なり、キャンパスを歩くだけでワクワクします。また、海と湖に囲まれているので、大学から見える景色もとても綺麗です。食堂は4種類ほどあり、メニューや開いている時間も異なります。大学内には大きなスポーツジムもあり、一セメスター30€で利用できます。図書館は基本的に月曜日から金曜日まで、朝8時から夕方18時まで開いています。図書館には自習できるスペースはもちろん、コーヒーマシンやカフェスペースもあるので、とても便利です。友人と勉強したり、グループワーク課題を進める際にもよく利用します。

 

(2) アパート

交換留学が決まり、ヴァーサ大学から連絡をもらい次第、アパートの契約を進めます。ヴァーサ大学には寮がないため、ほとんどの留学生がVOASという不動産のアパートを借ります。私が住んでいるアパートは、家具付きではありませんが比較的大学に近く、スーパーやコンビニも近くにあるので便利です。部屋も広く、キッチンやバスルームも綺麗です。基本的に二人か三人暮らしになりますが、それぞれの部屋があるので大きな負担にはならないと思います。私は二人暮らしの部屋を利用していて、フラットメートはフィンランド出身の子です。彼女は実家が近く、よく帰るので一人の日が多く、少し寂しいです。しかし、近所にも留学生が多く住んでいるので、寂しい日は近くに住んでいる友人に連絡するようにしています。

 

(3) 気候

ヴァーサに来て1ヶ月半が経ちました。初めの二週間くらいは気温も暖かく、日照時間も長かったです。特に8月は夜10時に日が沈むくらいでしたが、日に日に短くなっていき、9月末現在は夜7時ごろには日が落ちてきています。気温もかなり低くなり、お昼は12〜15度、早朝や夜は5度くらいまで下がります。さらに冬になると日照時間はさらに短くなり、11時から15時の4時間だけになるそうです。夏のヴァーサはとても美しく、気候も過ごしやすかったです。少し不安もありますが、冬のヴァーサも楽しみです。

 

食事について

フィンランドは非常に物価が高く、コンビニやファストフード店など、日本なら手軽に利用できるものも最低でも約400円はします。私は節約のために、基本毎日できるだけ自炊するようにしています。食材を買う際は、Lidlというドイツ系スーパーとMinimaniという大きなスーパーを利用しています。割引されていることも多いので、両方のスーパーで値段を確認し、安い方で購入しています。

Lidlでは、りんごやじゃがいも、玉ねぎなどが2キロまとめて売られています。これらは個々で買うより安く、日持ちもするのでかなりお得です。MinimaniはLidlに比べて果物や野菜は高いですが、種類は豊富です。また、卵や野菜もものによってはMinimaniの方が安いこともあるので、二つのスーパーを使い分けるようにしています。

主食はお米です。数日に一回、ジャスミン米を鍋で炊き、ラップで一食分を小分けにして冷蔵庫で保存しています。醤油や白だし、味噌、塩胡椒など調味料は日本から持参してきたものを使用して料理をしています。

友人と遊ぶ際はファーストフード店やレストランも利用しています。また、いろんな国籍の留学生がいるので食事をシェアする機会も多く、さまざまな国の料理を楽しむことができます。フィンランドでなるべく節約したい方は、1ヶ月の食費をある程度決めておくと管理しやすいと思います。

最後に、9月の頭にオーロラが見えました。うっすらでしたが、感動しました。

そして、先日友人がお誕生日だったのでお祝いしました。誰かのお誕生日をお祝いするのは、あたたかく幸せな気持ちになります。素敵な思い出が増えてとても嬉しいです。