Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴァーサ大学
2023年 4月号 国際学部 B.S

カルチャーショックについて

フィンランド人と関わって、日本と比べて対人距離に大きなギャップを感じたことはありませんでした。比較的シャイな性格を持っています。なので、こっちから話しかけたらこっちのもんです!恐れず、Terve! Moi! Moro!などの挨拶を言ってから、現地の人たちとの交流をしましょう!

日常生活の習慣も日本とかなり似ています。例えば、靴は玄関で脱いで、スリッパで家の中を歩きます。挨拶なども言葉だけで、ハグなどはないです。喫煙者も比較的少なく、快適に過ごせられます。

大学生としてカルチャーを見てみると、日本とは大きく異なっていると思います。しかし、私は、この文化が結構気に入りました。学生イベントは、サークルや各学部のコミュニティが企画をし、基本的にクラブや飲酒に関わらざるを得ない系のイベントが多いです。日本では、どうしても学校の名誉と評判が重視されるので、このようなイベントはあり得ないと思いますが、ここでは当たり前でショッキングでした。そして、そのようなイベントでは、オーバーオールに縫うワッペンが貰えます。そのため、一人一人個性の出るオーバーオールが仕上がっていきます。私的に、オーバーオールはある種の制服です。それを見るだけで、その人がどの大学(色)、学部(背中のロゴ/スポンサー)、行ったイベント(ワッペン)がわかります。この文化は、フィンランドだけでなく、スウェーデンなど北欧諸国でシェアされています。また、友達が彼女のご両親について、彼らのオーバーオールをを通して学生時代のことを思い出させてくれると言っていました。学生時代の思い出が詰まりまくったオーバーオールってアイディアめっちゃ良くないですか! 個人的に、なんて素敵な文化なんだって心一撃されました。

Vappu (Wappu )について

フィンランド語でメーデーのことをVappuと言います。また、チュータさんによると、VaasaではWappuの綴りで書かれる事が多いらしいです。フィンランドではヴァップンターグとその前夜は労働者、学生、春のカーニバルとして祝われます。Vappuは学年の終わりと卒業を象徴していますが、最も重要なのは大規模なパーティーであることです。Vappuの期間中に街を歩けば、学生はオーバーオールと高校卒業するときに被るGraduation hatをかぶっている人だらけです。帽子に関しては、大学生以外にも、大人たちや高齢者の方もみんなかぶっています。

Vaasaにおいては、4月下旬からWappu関連のイベントが始まり、チケットをゲットするのに一苦労でした。イベントはいろんな学部の団体が主催してくれて、それぞれ異なるテーマがあります。ビアポン、あわあわパーティ、Appro、エロティックパーティ、sitzなど多種多様です。また、イベントを梯子して、2日酔いでいくsillisというイベントもあります。どれも良さが違って、どれが一番良かったとか選べられないですが、2週間まるまるパーティ梯子をして生き残っている自分がいて何よりです。

4/30日にVaasaでは、Hoviskaという海が見える公園でみんなでピクニックをしました。ピクニックの前に友達の家でPredrinking兼ブランチをして、Vappu プレイリストを流してお祝いしました。

Vappuと言ったらコレ!という曲をご紹介します。(下にリンク添付しますね〜)

私にとって、ここでできた大切な友達とこのWappuを一緒に過ごしたことが最高の思い出になりました。みんなに感謝でいっぱいです。