Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴァーサ大学
2024年 2月号 経済学部 R.M

Möi!

ヴァーサはまだまだ寒く、雪も降っております。春を感じるのは先になりそうです。

①試験について

ヴァーサ大学には特定の試験期間はなく、私の場合はセメスター内に試験が行われました。秋学期に受講していた授業、現在受講している授業を含め全ての授業の試験はレポート提出またはオンラインでの試験で、対面での試験、筆記試験はありませんでした。レポートは2000字以上書かなければならず、私は論文ほどの長文を英語で書いたことがなかったためかなり時間がかかりました。文法も話もめちゃくちゃだったかもしれませんが、とにかく仕上げることで達成感に繋がり、今のレポート作成に活かせられていると思っています。今学期最初の授業はフランス語で、2月下旬に試験がありました。Zoomに参加した状態で先生が問題をウェブ上にアップし、その解答を記入したWordを提出するという形でした。授業自体もオンラインまたは課題のみがアップされる形式の授業が多く、モチベーションを維持するのが難しいなと感じました。私がお勧めするのは図書館などを利用することです。ヴァーサ大学の図書館だけではなく、City Centerに図書館があるのでそこも利用しています。また、私が借りているアパートのオーナーであるVOASという会社が、アパートの利用者が使える空間をオープンしているのでそこも利用しています。

 

②友達の作り方

留学生活を楽しくするには、一緒にいて楽しい友達が欠かせないと思います。私は留学前、友達が作れるかとても心配でしたが、無事に友達を作ることができました。友達ができるか不安な方向けに、私なりのアドバイスを送りたいと思います。

友達を作るにはまず、人と出会う場に行かなければなりません。最初はオリエンテーションとパーティが手っ取り早いかと思います。私はオリエンテーションや留学生向けのイベントで出会いました。ヨーロッパにはESNという学生団体があり、それぞれの地域でパーティやイベントを開催しています。パーティはSitsitと呼ばれており、10月にはハロウィン、12月にはクリスマスなど様々なテーマのSitsitがあります。私は2回ほど参加したのですが、私自身内向的で大人数で騒ぐのがあまり好きではないため向いていませんでした。しかし新しい出会いがあり、思い出にもなったので友達作りにはとてもいい機会だと思います。

フィンランド人はシャイだと言われていますが、確かにそうだと思います。そして彼らのほとんどは英語が堪能ですが、母国語はフィンランド語またはスウェーデン語です。表面上ではなく本当に仲良くなるのは難しいと感じるのはそれが理由だと思います。私が面白いなと思ったのは、フィンランド人は沈黙を気まずいと思わないということです。会話の途中で沈黙になったとしても特に気にならない、快適に感じるとフィンランド人の友達は言っていました。しかし、その彼らもお酒が入ると人格が変わるらしいのでフィンランド人と友達になりたいときはお酒の力を借りるといいかもしれません。また、日本の文化に興味があり、日本語を勉強しているフィンランド人もいます。共通の話題がきっかけで仲良くなれる機会もあると思います。

留学中にはいろんな出会いがあります。その出会いの中で仲良くなりたいなと思う人と出会ったら、その出会いを大切に積極的に自分からコンタクトをとれば友達に一歩近づけると思います。最初は不安だと思いますが、自然体でいるのが1番です。

残りの留学生活が少なくなってきましたが、私も出会いを大切にして過ごしていきたいです。

↑アイスホッケーの試合観戦

 

↑ソリすべり