Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2012年3月号 経営学部 H.I

・ 日本から持ってきたらよかったと思うもの

一番役に立っていると思うのは、『地球の歩き方』です。旅行に行った時に役立っているのはもちろんですが、最初は国内でも街から街への移動手段もよくわからないことが多かったりします。案外列車よりもバスの方が安くて早かったりなど。『地球の歩き方スペイン版』では他の国のものよりそういう所がよくわかるように作られていますし、レストランやホテルも情報がしっかりしていると思います。次にこちらで調達できない物として、女性であれば下着が調達しにくいではないかと思います(特に上の)。お店に置いてある物のサイズの規格が違うので自分にぴったりくるものを見つけるのは難しいです。そして、今私の住んでいる寮では屋上が工事中のため乾燥機を使用しています。それが原因なのかどうかはわかりませんが、洗濯用ネットに入れて洗濯していても傷みが激しいので多めに持ってきておくと良いと思います。ちなみに洗濯用ネットも売っているのは売っていますが、日本の物よりはクオリティーが低いので気になる人は持って来るとよいかと思います。文房具も、入手出来ますがこちらの物は割高ですし、使い心地も悪いです。ボールペンなども書き心地はかなり悪いです。特にノート類は巨大な物しか見かけませんので、持ち運びには不便ですしやはり日本の物の方が良いと思います。電子辞書も使うと思いますが、電池も日本産の方が持ちが良いので持って来るのがお勧めです。

 

・ 現地の学生、友人について

こちらの学生は日本に学生と比べてよく遊び、よく勉強するというイメージです。皆親切ですし、困ることがあれば快く助けてくれます。日本に興味を持っている人も多く、話のきっかけはたくさんあると思います。やはり漫画をきっかけに日本に興味を持ち始めた人が多いですが、私達が思っているよりも日本の文化は有名だということを感じました。私は今同じ寮に住んでいる女の子に日本語を教えていますが、彼女は日本のビジュアル系のバンドが好きで、日本語を覚えてカラオケで日本語で歌を歌いたいと言って勉強を始めました。インターネットで日本特有の変わった物事を見つけては、これはどういうことなのか、と色々と話します。この間は猫カフェを発見したらしく、行ったことないよ〜というと日本人なのに何でなの!?と言われてしまいました。あとはエラスムス制度で交換留学に来ている他国の生徒もたくさんいるので思いがけない国の学生と友達になれます。

・ 自由テーマ

3月19日にスペイン三大祭りに含まれるバレンシアきっての火祭りFallasが終わりました。色々な所から観光客が来ていて普段は落ち着いているバレンシアの街もごった返していました。15日からがメインの日でNIÑÓTと言う人形を路地という路地に置いて19日の夜に燃やすというお祭りです。とにかくすごい迫力でした。この期間は夜になると皆路地に出て酔っ払い、大人子供関係なく爆竹を投げまくります。こちらの爆竹は日本の物より音が大きく、結局最後まで慣れませんでした。ケガ人も毎年出る様なので気を付けて下さい。Plaza de la ayuntamientoで一番大きい人形が燃やされますが、その前に色んな所に設置してあるNIÑÓTが燃やされます。是非それを見てからメインを見て下さい。間近で見ることが出来るので逃げ出してしまう程の炎の暑さと迫力を体感出来ます。観光インフォメーションで事前にお祭りのスケジュールを貰うことも出来るので、色々とイベントを楽しんで下さい。